2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
助けてと他者に伝えることはとても大切なことなのです。 助けてと叫ぶことができない人たちがいます。 どう考えても、誰かの助けを必要としているのに、助けを求めない人たち。 「なぜ、助けを求めないの?」と質問しても答えは返ってきません。 自閉特性が高…
講演・相談・お礼の手紙をもらう。という繰り返しの中で成長した彼です ヒロさんは大学で〈発達障害〉を勉強したわけではないのです。 ただ当事者で、なんとか幸せになりたいと願って支援を受けていただけなのです。 そんな日々の出来事をヒロさんは脚色なし…
ヒロさんと私で講演会でお話をしました。15年前くらいです 以前、みんなからヒロさんと呼ばれていた青年を支援していました。 10年以上支援をしてきました。 ADHDとASDとの診断を2箇所の病院で受けていた青年です。 彼は人と繋がりたい気持ちがあるのに、う…
ゲストハウスへのご支援をなにとぞお願いします。 30年、支援の現場にいて思うことです。 30年で1000人近くの困っている人たちの話をお聞きしました。 その上で、支援の現場にいる私が最もお伝えしたいこと。 それは、「助けを求めなさい。」と言うことです…
何をやってもダメな僕です。 勉強を教える以外は、何もできないんですよ。 みなさんが僕と会えばそのダメさ加減がわかりますよ。 何をやってもダメな僕は障害者として生きて行くことはできます。 色々な障害者支援制度で自分が使えるものを活用すれば良いの…
ゲストハウス前に立つ大野隆(東大さん) 30年ひきこもっていた東大さんは、支援を受けて社会復帰ができています。 しかし、それは私たちの団体内にとどまってのことなのです。 何か問題が起きれば、私たちスタッフが対処していました。 東大さんが私たちの団…
フィリピンの小さな島で生きていきます。 僕は自分のできないこと、周りの人と比べて大きく違うことをこのブログで書いています。 このブログの僕の文章を読まれた方から、ご質問やお問い合わせがありました。 「私の息子は、◯◯大学を優秀な成績で卒業しまし…
修繕前のゲストハウスにて 実際にあった出来事を書いていきます。 3人目の女性とのデートでのこと。 彼女がコロナの影響で仕事を無くして、とても落ち込んでいることを電話で知りました。 「そんな彼女を励ましたらどうですか?」と青木からアドバイスを受け…
決して、不幸自慢をしているわけではないのです。 どうか、勘違いをしないでください。 こんな悪い状態の僕でも、幸せになれるということを当事者並びにご両親に知って欲しいのです。 ですから、まずはどれほど僕の状況が良くないのかをお知らせする必要があ…
何をやってもダメなんです。 他人から指摘されてばかりの僕です。 勉強を教えることはできますよ。 ひきこもりや発達障害の勉強会や団体としての会合があればその場で話せますよ。 「そのことになると、顔つきも、話し方も何もかも変わりますね。」と支援し…
支援の目的は、その人が生きやすくなることです。 何に困っているのか? 何が苦手なことなのか? 支援者がそれらを把握しない限り、効果的な支援はできません。 しかし、当事者たちがそのことを把握していないケースが多いので困ってしまいます。 私たちがその…
私はASDと診断されました。 東大さんもASDと診断されています。 でも、私と東大さんは違うのです。 こんな言い方は悪いですが、東大さんは私よりも良くないです。 毎週、東大さんと青木さんと私とで、東大さんの1週間の報告を聞きます。 ほとんどが東大さん…
なにを言いたいのかよくわからなくなりました。 青木さんは支援のことしかしていないので、変なんです。 私はひきこもりから回復して、人生を楽しむことができるようになりました。 フィリピンにいる時には、ゴルフや釣り、ダンスなんかにも挑戦しました。 …
日本滞在も数えるばかりとなりました。 そう思いたい私です。 身辺整理を兼ねて支援を受けてきた今までの中で、教えられたことを皆さんにお伝えしたいと思います。 最初に書くことは、2人の発達障害です。 ASDな東大さんとADHDな青木さんです。 この2人、私…
私、30年間ひきこもっていました。 家族以外の誰とも話をしなかった30年間です。 家族でさえ「夕飯だよ。」「おお。」「風呂沸いたよ。」「おお。」 会話と言えるのかどうか? そんな私です。 アルバイトすらしたことがありません。 新聞も読まないし、携帯も…
私は小学校3年の時に同級生からいじめられました。 後頭部をトライバーで何度も切りつけられて、数日入院しました。 それからは怖くて学校に行けなくなりました。 不安になった両親が違う街に引っ越してくれました。 新しい小学校で4年生になりました。 しか…
ひきこもりの人たちへのゲストハウス修繕のご支援をお願いします フィリピン政府が、来年の1月にアラートレベル1に戻すと発表しました。 これは日常生活に戻すという意味です。 また入国管理局からも、いつでも外国人観光客を受け入れる準備ができているとの…
東大さんが決断をして、新しい土地に降り立った。 小さな島だが、サーフィンの場として世界的に注目を浴びている場所です。 私が、初めてこの島を訪れたのは14年前です。 その時はセブ島から週に2便のフライトしかありませんでした。 そして雨風がフライトと…
私はASDと診断されましたが、「それが何か?」と言う感じでした。 発達障害には関心がなかったですね。 もちろん私が他人とうまくいかなかった理由は、ASDの特性からくるものだということは、スタッフの人たちに教えてもらいました。 スタッフの人が私に言っ…
と言いましても、日本での支援が終了したわけです。 これからフイリピンに移動して、そこで1年間の支援を受けます。 フィリピンでの支援の目的は、〈自立〉です。 I、経済的に自立すること。 2、今までしてこなかった色々なことを体験すること。 3、結婚相手…
僕は幼稚園の時から、登校しぶりだった。 今、考えたら、みんなと同じことをすることがとても苦手だった。 お遊戯だってみんなはできるのに僕はできなかった。 できないと、先生から叱られる。 キリスト教主義の幼稚園だったから、降誕劇が毎年行われていた…
Aさんが落ち着いてきました。 そして、普通になってきました。 苦虫を潰したような表情。 からに閉じこもっている様で周囲を拒絶していました。 そんな彼が変わったのです。 スタッフとの外食でも、よく笑っています。 英語、ビサヤ語は毎日6時間の勉強を2年…
毎週大野さんと青木さんと吉村さんと私とで、ズームを使って話し合いをしています。 大野さんの活動報告を聞くことがメインです。 大野さんはすでに婚活も終了して、今は結婚を前提にお付き合いしている女性がいます。 とても可愛らしい女性なので、少し嫉妬…