サボートセンターから迎えが来ました。 この前来てくれた男の人でした。 「また、会えてうれしいよ。」 その一言がとてもうれしかったです。 僕は不安が強くなったりすると、独り言が出てきます。 センターに向かう車の中でも独り言が始まってしまいました。…

父は僕が電車に乗れない事にがっかりしていました。 「こんな簡単な事、できないはずはない。」 父が仕事から帰宅してから、電車に乗る練習をしました。 ３日間、練習しましたが、当日になってやっぱり行けなかった。 父のがっかりした顔を忘れる事ができま…

へんな癖がある。 臭いをやたらかぎまくると言う事。 特に何か物を購入しようとする時には臭いを嗅ぐ癖がある。 以前、サポートセンターのスタッフと買い物に行ったときに指摘された。 「前から、気になっていましたが、変わった人だと思われますから、やめ…

父とサポートセンターの人で話があるという事で、僕は部屋から出て外で待っていました。 父の声が漏れていました。「息子はそこまでバカじゃない」 何話してんだと思いました。 ずーっと後で父親からもらったノート(小さい頃からの僕の事や父が僕の為にした…

４月１４日のブログの記事「サポートセンター何か行きたくない」からの続きです。 よろしくお願いします。 静かなところに移動しましょうという事で、ホテルの会議室を借りて話しました。 やっぱり喫茶店なんかでは気がちって話なんかできないですね 昔の事…

新しくスタッフになってくれるという奇特な方が僕の住むダバオに来ました。 「オオー。」と驚くような経歴の持ち主の人です。 緊張しましたよ。 本当に、こんな俺を見て、倒れ込むんじゃないかと心配でしたね。 まあ、優しく勉強の事を教えてくれました。 そ…

母の事をずーっとひきずっています。 スタッフの人が、「自分の心にあるままを書き綴ればいいんだよ。」 「体裁を整えて書く必要はないよ」と話してくれました。 そうは言ってもね、書き進める事ができなかったんですよ。 でも、とにかくこの問題を自分の中…

インターナショナルハイスクール卒業時の写真。 僕のフィリピンでの母親、Joyさんと 僕はアスペルガー症候群と１５才で診断されました。 僕は３つの大きな課題を抱えています。 １つは、日常生活で周りの人とそこそこうまくやっていけれるようにする事 ２つ…

図画工作という授業は本当に怖かった。 絵を描く事ができなかった。 写生大会でも、何をどのように書けば良いか見当もつかなかった。 一度、世界の美術と言う本を図書館で借りて来て、本に載っている絵を 模倣して提出したら、ばれてしまった。 図画工作は中…

日本にいる時、首を前後に揺らす癖があった。 インターネットで調べたら「チック」と言う事がわかった。 意識的に止めようとしたら少しの間は止まる。 でも、意識を弱めたらまた出て来てしまう・・・ そのことでとても疲れてしまっていた。 でも海外へ出たら…

ヒロさんは、気分転換といながら朝から散歩しています。 あの人のすごいところ、一日中歩き回っても大丈夫なところ。 青木さんが、「アスペルガーの人は動き回る事が好きな人が多い」と言っていたな。 それで、僕がまた書く事になりました。 ヒロさんには弟…

お久しぶりです。 大統領です。 ヒロさんは考え込んでいます。 スタッフの人から「そっとしておいてください」と言われました。 でも、ヒロさんが「なんで無視してんだよ。」と言ってきました。 なんて言ってよいのか困りました。 スタッフの人から、「心の…

かあちゃん、ごめんな。 いい大学に入れなくて。 いい会社に入れなくて。 かあちゃんの喜ぶ姿を見たくて頑張ったけど。 おれ、頭悪いから。 なんもかあちゃんのこと喜ばせてあげれんかった。 ごめんな、かあちゃん。 にほんブログ村に参加しています。 下記…

難しいです。 心の棚卸しっていって、今までの事を思い返す作業です。 もの心ついた時から、今までで気になっている事を全部書き出します。 克服できた事とそうでない事をはっきりさせる作業です。 憎しみや、怒り、悲しみ、喜び、希望、どんな事でも書き出…

今日は、ダバオのレストラン巡りをしました。 間もなく、ダバオで小さな食堂を始めます。 始めるに当たり、流行っているお店の視察をしたわけです。 青木大先生と一緒でした。 まずはホテルで朝食を兼ねて打ち合わせです。 周りにビジネスミーティングを兼ね…

最初のテストが帰って来た。 青木だから一番最初に答案用紙が返された。 僕の点数は３０点ぐらいだったと思う。 「あれえ!?社会の先生どうしたんですか」 答案用紙を返してもらったときに、野村先生がそう話しかけてくれた。 その日から、職員室で僕だけの特…

小学校には不安が強くて１年生から行けなかった。 どうして、一年生で不安になっていたのかは、別の機会に書きたい。 １年から３年とあまり学校に行っていなかった。 登校していなかったので、勉強にはついていけなかった。 ３年時でも簡単な二桁の引き算や…

父に促されて、しかたなしにセンターの人に会う事になり、待ち合わせ場所の名古屋駅前にあるマリオットホテルのラウンジに行きました。 出かけに母親がゴチャゴチャ言ったので、また言い合いになり、頭にきて朝食を食べずに出てきました。それで、お腹がすい…

独り言が多くなってきた事を書きました。 僕は良く覚えていないのですが、父親が記録してくれていました。 僕の場合、一人になると、途端に独り言が出てきます。 誰かと話している様に会話をしているので、家族は気味悪がっていたと思います。 中学でいじめ…

２週間後、俺の帰る場所は自宅しかなかったので、深夜に帰宅しました。 玄関を静かにあけると、玄関先で父が布団をひいて寝ていました。 すぐに、俺の帰りを待っていてくれたのがわかりました。 俺が帰って来た事に、父はすぐに気づき起きてくれました。 そ…

ふと、人恋しくなってしまった。 ため息一つ なんだか泣きそうになってしまった。 どうしようかな。 気分転換にコーヒーを飲みにいこうと思い立った。 スタバじゃなく、街角の小さなコーヒーショップ 時間は夜の１０時 オーダーしたサラダとコーヒーが出来上…

医者との面談は半年になろうとしていました。 正直、何も変わらない状況に僕はイライラしだしていました。 確かに素晴らしい先生だけれど、僕の状況は何も変わらないのです。 先生に悪態ついて、「頭かち割って、僕の腐った脳みそでも取り除いてもらう事でき…

僕はぶっ倒れていました。 2日間寝込んで、今は元気にやっています。 「朝の５時から７時までに、農作業をやりなさい。」とスタッフに言われていました。 「帽子をかぶって、３０分に一度水を飲みなさい。」とも言われていました。 しかし、猛天下の中、帽子…

３０歳の美しい精神科医の女医さんが僕の学校のスクールカウンセラーでした。 その先生に話を聞いてもらっている時だけが、僕のやすらぎでした。 いつもにこやかに微笑んでおられた先生の姿を思い出します。 自分の話を遮らずに聞いてくれたのです。 アドバ…

ヒロさんは寝込んでいます。 変わりに私が今日もフィリピンの食卓のレポートをします。 左から 鰆の切り身 マナガツオ、キス、フエフキダイ、カレイ、舌平目 今日の朝市場で買ってきました。 どれも新鮮です。 鰆は味噌漬け、照り焼き、蒸す マナガツオは煮…

大統領です。 ヒロさん、猛暑の中、農作業でぶっ倒れました。今爆睡中です 本当は朝の５時から２時間だけ涼しい時間をみてやる事になっていたのですが 寝坊して、１０時から２時間かけてやったので、倒れました。 これは、ヒロさんご本人のせいです。 それで…

二人目の医者には期待しました。 発達障害を専門としている人だと言う事だからです。 僕のバカさ加減をなくしてくれるのなら、手術でもなんでもしてやると覚悟しました。 やはり素晴らしい医者でした!! 「ヒロさんのことはスクールカウンセラーからも前の病…

こんなバカな息子でも、父親は何とかしてやりたいと思ってくれたんです。 僕には何も言わずに、児童相談所に通ってくれました。 相談所の職員の方は親身に父親に対応してくださったそうです。 「病院を紹介しますので、そちらに行ってみたらどうですか。」 …

ひとりの医者の一言が、僕の怒りの導火線に火をつけました。 今まで、心の中でためていた憎しみが暴力という形になって出ました。 最初は、冷蔵庫を閉めるときに力一杯しめたり、車の乗り降りもそうです。 自分の身の回りの物を壊したり。 きっかけはいつも…