発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ASDで人生を棒に振ってしまった僕の困難さ。東大卒30年ひきこもりASDな大野

僕はASDと診断された。 でもそれが僕の人生にどう影響するのかは、診断された時にはわからなかった。 ASDが僕の人生に大きな影響を及ぼしていたとわかったのはつい最近のことです。 7年前にこの団体の支援を受けたにも関わらず、ことの重大さに気づいたのは…

新しい出会い 東大卒30年ひきこもってしまったASD大野

新しい出会いがありました。 青木が紹介してくれたのです。 私が住んでいるセブ市から飛行機に乗って会いに行きました。 そして話が進み、ご両親にも挨拶に行きました。 支援してくれているスタッフたちが、相手の状況を丁寧に調べてくれています。 わたしは…

Goodbye Yesterday 東大卒後30年もひきこもってしまったASD大野

30年もひきこもってしまいました。 何度も何度も自分に問いかけてきたこと。 「どうしてこうなってしまったのか」と。 ひきこもっていた時はそんなことしかできなかった私です。 支援につながって私はひきこもりから回復することができました。 社会に戻るこ…

過去に生きていたASDな私。東大卒後30年ひきこもったASDな大野。

成功するまで諦めたくない。飛行機に乗って行ってきます!! 私は東大を卒業後、大学院に進みました。 大学院の研究室で、周りの人たちとの人間関係がうまくいかなくなりました。 周りの人たちは、私の問題点を色々と指摘してくれるのですが、私には彼らの言っ…

ASDって・・・。青木

支援している日本人の青年Aさんがフィリピンの大学に進みました。 彼はASDと診断されていて、他者とコミュニケーションを取るのがとても苦手です。 ですから、私たちは同じ大学の同じ学科の学生で彼を支援してくれる人を探しました。 大学側から推薦してもら…

新しく1歩を踏み出しました。東大卒後30年ひきこもったASDな大野

常に前を見続けて行きたいです。 自分が自分をがんじがらめにしていることがわかったのです。 誰も私を責めてはいない。 誰も私をバカにしてはいない。 私が私をがんじがらめにしていることがわかったのです。 「長かったな。」というのが正直な感想です。 6…

実感を伴った体験を共有すること。青木

言葉を介したコミュニケーションが苦手な人たち。 それならシンプルな言葉でのコミュニケーションが取れるようにすれば良いのではないでしょうか? それは実感を伴った体験の共有です。 例えば、バイクで一緒にツーリングをする。 頬に当たる風を感じる。 カ…

結婚したいと頑張っている61歳大野。青木

できることはなんでもするんだ!! Aさんと大野と青木と吉村で、毎週ズームを使って話し合いをしています。 Aさん(大学1年で中退後30年近くひきこもった男性。ASDとの診断あり。) 主に大野の1週間の婚活報告会のようなものです。 報告と言ってもその多くは大野…

ASD大変なんだな!!A回復日記20211018

あのう、今から書くことは悪口なのかもしれません。 不快だったり、適切でないと判断したらブログに載せなくて良いです。 私はASDと診断されています。 はっきり言ってASDとか発達障害とか関心ないです。 難しいことは考えたくない性格なので。 でも、自分が…

Age is just a number !!東大卒後30年ひきこもったASDな61歳大野

楽しい。この一言に尽きます。走行中はヘルメットをかぶっています。 変えられることと変えられないこと。 得意なことと苦手なこと。 本人がそれらが何かを知る必要があります。 その為に、さまざまなプログラムをおこなう必要があります。 知ると言っても周…

ひきこもらせてはいけないんだ!!東大卒後30年ひきこもってしまったASDな大野

18日、昨日は僕の61歳の誕生日だった。 最近の僕はというと、やはり焦っているんだ。 車を初めて運転した喜び。 バイクを初めて乗りこなせた時の喜び。 そして、強い後悔。 なんでもっと早くにやらなかったのか。 どれだけ後悔しても時間は戻ってこない。 自…

わからないことは信頼できる人に頼る。A回復日記20211005

できるだけ外食するようにしています。自立の為の練習です。 30年ひきこもって、50代になってしまったAと言います。 私はこの団体で支援を受けています。 将来の目標は経済的な自立と社会的な自立です。 具体的に言いますと、結婚して家庭を持ち、自分で稼い…

不登校の子どもを持つ親御さん是非読んでください。中3で不登校な後藤

みなさん、こんにちは。 後藤です。 日本は秋らしくなってきた頃でしょうか? 私といえば、フィリピンでの大学生活が始まって1ヶ月が過ぎました。 今、とても楽しいです。 嘘は申しません。 勉強は楽しいですね。 勉強も楽しいですが、それ以上にフィリピンで…

2022年春フィリピンでの支援お早めにお問い合わせください。

フィリピンが入国に対して緩和をし始めました。 また、状況も徐々に落ち着いています。 私たちの予測では、早ければ12月に、遅くとも来年の3月頃までには入国解禁がなされると考えています。 私たちはその為の準備に取り掛かりました。 このブログを見ていら…

変わりたいというその動機。青木

何を変えられるかがわかったら、そのことに支援を集中します。 日々の練習の中で、少しずつ変わったということを本人が実感できれば、それは自信に変わるのです。 小さな自信でも積み重ねていけば、やがて大きな自信へと変わります。 回復するにはその方法し…

変えられるものと変えられないものと。青木

変えられることと変えられないこと。 変えられないものに対してはその事実を受け入れる努力をする。 変えられるものには積極的に変えていく努力をする。 その為に必要なことは、変えられないものと変えられるものがなんなのかを知る必要があるのです。 どう…

大野の婚活が振り出しに戻りました。青木

大野の婚活が振り出しに戻った。 結婚を前提にお付き合いをしていた彼女。 その彼女と話を続けて行くうちに、自分には合わない相手だということがわかった。 看護師で自立心が強く、自分で全てをこなしてしまう女性。 フィリピン人には珍しく、将来を見据え…

結婚の支援は格別難しいのです。 青木

ズームを使って日本サイドとフィリピンサイドで毎日ミーテイングを行っています。 その最中に日本サイドの事務所の電話がなりました。 支援に関する電話なら、周りのスタッフと共有する必要から、スピーカーフォンにします。 内容が公にすることができないと…

みなさん、ありがとう。A回復日記20211001

先日支援センター経由で少し仕事をしました。 1日だけの仕事でしたが、先方の社長さんに私が電話連絡をして打ち合わせをしないといけなかったのです。 それでいつも支援していただいているスタッフさんから、「打ち合わせの練習をしましょうか?」と言われま…

ASDで就活に失敗したバード君のその後   青木

バード君はASDと診断されています。 小学校から不登校気味で、中学入学と同時に学校に通えなくなりました。 15歳から支援に繋がり、フィリピンのインターナショナルハイスクールに通い、自信をつけて日本に帰国しました。その後は日本でアルバイトやボランテ…

大野が相手の親に会いに行く!? 青木

大野が結婚を前提にしてお付き合いしている女性と5度目のデートをしました。 その場で、「親に合わせたいので、11月に私の田舎に来て欲しい。」と彼女から言われました。 早すぎます。 無理です。 彼にはまだ練習が必要なのです。 「あと2ヶ月間、朝から晩ま…

ひきこもり30年。60歳からの人生設計。 青木

2週間に一回の散髪です。 女性と付き合うことができた。 女性が自分を受け入れてくれたという経験。 その経験は、30年ひきこもっていた人に大きな自信を与えそして動き出すための動機となったのです。 外国には素敵な言葉がありますよ。 「年齢はただの数字…

何が彼を変えたのか? 青木

変わりたいと思えさせてくれる何か 婚活から結婚へとこれから大変忙しくなる大野です。 もちろん、お互いのことを知り合っていく中で、受け入れられない部分がわかり、別れるということも十分に考えられます。 そうなった場合どうするのかを彼に考えさせるた…

苦手なことをどう考えるのか 青木

新しいことに挑戦していく!! 大野は会話ができない。 苦手というより、できないと言った方があっている。 ASDの特性から会話ができない。 と言っても、本職である学生に勉強を教える上でのコミュニケーションは問題なく取れる。 自由に話すことになるとたち…

2回目のデートで大野が泣いた。青木

大野隆が2回目のデートをした。 「今後、結婚を前提としたお付き合いがしたい。」と申し出た。 当日は青木とフィリピン女性スタッフも同伴した。 数日間かけて探し出した2回目のデートの場所は、前日になって突然「シーフードが食べたい。」と言う彼女の要望…