発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

彼こそが変な人なのです。 東大

他の人たちには普通にできることも僕の様な特性の人たちにはできないことが山ほどあります。 支援を長期間受けてきて、自分が他の人たちと違うということがわかりました。 どの程度違うのかという様なことは分かりません。 ただ、僕は周りの皆さんとは違うと…

やすらぎの場フィリピンにいらっしゃい。東大

忘れないためにメモをします。 それはそれで良いのです。 しかし、メモしたことを見返すのを忘れてしまう僕なのです。 意味がない!! はい、その通りです。 メモしたことを忘れてしまう。 見返すことを忘れてしまう。 何を書いて良いのか迷ってしまい。 書い…

東大は出たけれど・・・。東大

ミスをしてしまいました。 支援している青年からの注文がありました。 青年がアマゾンで注文した商品が僕の部屋に届けられました。 青木が日本に帰ってきていたので、その商品を青木に渡し、青木がフィリピンに滞在している青年に渡す予定にしていました。 …

コミニュケーションを取るのがとても苦手な人たち テル

東大さんがエイジさんの成長を讃えるブログを書かれました。 確かに成長はしているでしょう。 しかしそのスピードは僕たちの変わるスピードとは比較できないものなのです。 あの文章を読むとなんだか将来に対しての大きな期待みたいなものを感じる人たちがい…

普通にはなれない僕たちです。東大

僕はASDの特性をよく持っている人間。 宇宙人扱いされたことも良くあります。 それを悪く捉えるのではなく、それほど周りの人たちと違いがあると捉えると良いと思います。 違いがあるんだと認識してくれたら僕たちはほっとします。 地球人と同じ様な顔で同じ…

シャルガオ島の近況報告 東大

最初に作ったカフェはゲストルームに変更しました。 理由は日本料理店が思った以上に盛況なので、人手をそちらに回すためです。 また、日本料理店に関しては、盛況としか報告できません。 皆様に日本料理店を作ることを報告しながらその後、何も報告していま…

エイジさんの成長 東大

青木と話した。 10日ぶりになります。 お店に関しての情報を共有したほか、支援している人たちの様子も聞いた。 ここにきてエイジさんの成長がはっきりと見えてきたことを青木は喜んでいました。 自主的になってきたそうです。 「今、私がやらなければならな…

3個のケーキのなぞ。テル

エイジさんからメールをもらいました。 「元気ですか?日本の春を満喫していますか?お元気で。」 こんなメールをもらったのは初めてです。 そういえば、青木さんからエイジさんに関する報告がありました。 スタッフの誕生日にケーキをプレゼントしたそうです…

未知との遭遇 東大

昨日の記事のことですが、僕は怒っているわけではないのです。 大学院で周りから色々と責められたりした時には、彼らに対して怒りを覚えたことはあります。 その怒りは消えることなく、30年近くひきこもりが終わるまで、持ち続けていました。 今は過去のこと…

僕は宇宙人なのですか? 東大

10年間にわたって支援を受けてきました。 しかし、僕はADHDの特性を持つ人たちの様な変わり方をしませんでした。 彼らは、支援を受けて社会にそして学校に戻っていきました。 彼らは多くの選択肢を将来に見つけられるのです。 しかし、僕には限られた選択肢…

東京の夜の美しさよ。東大

フイリピンに戻り、2週間過ごしてまた3月7日日本に帰国しました。 帰国時に書くことがあったので、ブログを更新しようとしましたが、ドタバタしてしまい、書くタイミングを逸してしまいました。 まあ相変わらずの忙しさです。 いいえ、僕ではなく青木なんで…

ADHDの彼らとASDの僕 その② 東大

発達障害の大きな問題は、僕たちの様な他人に関心を持つことができない人たちが抱える問題ではないかと思うのです。 ADHDの特性を持つ人たちが抱える問題が、昔からよくクローズアップされていましたが、今は以前ほど取り上げられなくなった気がします。 ど…

ADHDの彼らとASDの僕  東大

僕が支援を受けてきた10年間で、50人近くの同じ仲間を見てきました。 その中で僕の様なタイプの人は数人でした。 多くの支援仲間は学校にそして社会に戻っていきました。 ヒロさん、大統領さん、テルさん、シンゴさん、ブンさんなどなど。 しかし、僕やエイ…

30年間のひきこもりからの回復 東大

初めてのボランティア活動 楽しかったです 10年近くの僕への支援について、簡単にはお話ができません。 あえていうならば、自分自身を知ったということです。 自分への取り扱い説明書みたいなものがわかったということです。 そこに至るまでに10年近くかかっ…

どうして東大を出てひきこもってしまったのか?

初めてのボランティア活動、とても緊張しました。 僕は東京大学に現役で合格、大学院まで進んだ人間です。 優秀な人間だと思っていたし、そのことで自信もありました。 しかし、大学院での日々の中で周りの人たちとの関わりがうまくいきませんでした。 大学…