発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

サポートセンターさん、皆さん、ありがとう。東大

夢を見ました。 病院のベッドに横たわる私の枕元に、2人の子どもが立っています。 私の呼吸が苦しいところを見ると、私の最後の時が近づいているのでしょう。 彼女は、僕の手を優しく握り続けてくれています。 「たかしさん(僕の本名です)面会の方です。」と…

教員の前で支援のお話をしました。東大

本日は、私がブログを書く番でした。 しかし、朝からドタバタしていて、今ブログを書いています。 本日は、教員の皆様にお話をさせていただきました。 50名近くの教員の皆様です。 幼稚園、小学校、中学校の先生、校長先生、特別支援に携わっておられる先生…

かあさん、僕は元気です。東大

マルさんにすっかり頼りきっていた僕です。 お久しぶりです。 東大です。 マルさんのように文章を書くことができない僕です。 気が重い僕です。 最近の出来事ですか・・・。 まあ、まあでしょうか。 こんなふうに書きますと、(こんな人に私の子どもを任せて…

母へ。マル

今日から私は、お休みをもらいます。 少ないスタッフで運営している中で、長期の休みをいただくのは申し訳なく思っています。 この休みを利用して、家族と一緒に過ごす予定です。 新規の方からの問い合わせなど、サポートセンターへの連絡がスムーズにいかな…

あなたがダメなのではなく、日本があなたに合わないだけです。マル

社会がもっと〈障害〉を理解しないといけない。 そんな声が日本の社会に溢れています。 それほど、日本の社会が障害に関して理解が足りないのでしょうか。 私は、海外には行っていませんので、海外の事情はわからないのですが、海外で支援をしているスタッフ…

ひきこもっている人たちを回復させる マル

それが私たちがおこなっていることです。 世間では〈社会的ひきこもり〉の問題を難しく捉えようとしています。 本当に回復することは難しいのでしょうか? ひきこもっている当事者たちは、他者に対して決して自分たちの気持ちを語ることはしません。 語ること…

ひきこもっている子どもを親が回復させるには。マル

私たちが関わってきた人たち。 発達障害の2次障害でひきこもったり、家庭内暴力や自傷行為が出たりしている人たち。 そんな人たちを私たちは支援しています。 彼らの声に耳を傾けますと、当事者の思いや気持ちがわかってくるのです。 彼らの気持ちを一言で言…

思春期までの親の接し方。マル

とにかく、子どもを全面的に受け入れる態度を見せる。 これがとても大切です。 そして、子どもが抱えている問題を子どもと一緒に考える。 その時点で、担任とも連絡を取りながら、担任も参加して一緒に考える。 ここで大切なことは、子どもの必要を感じ取る…

家族がお子さんの支援者になるには➁ マル

子どもが学校を休んでしまった。 お母さんは、そんな子どもにどう声をかけますか? 圧倒的に多いのが「勉強が遅れてしまうよ。」という言葉です。 確かに勉強が遅れるのは事実です。 しかし、その言葉を聞いた子どもはどう感じるでしょうか。 不安が増します…

〈再掲〉ひきこもり・発達障害 7月無料相談会ご案内 

下記の日程で無料相談会をおこないます。 当日は、代表の青木が担当させていただきます。 青木が帰国することはなかなかありませんので、是非この機会をお使いください。 日時 7月26日(金)〜31日(水) 午前9時から午後9時まで 1人2時間以内でお願いします。 …

家族がお子さんの支援者になるには① マル

このブログで同じような内容を書いているとしたら、当事者の回復を考えたときに、そのことがとても大切だからなのです。 ですから、以前読んだなと飛ばさないで、読み通してくだされば嬉しいです。 そして、この情報が有益だと思われましたら、お子さんが発…

ひきこもっていたけれど、僕は幸せになれる。ブン

過去を清算すること。 その為に小学校、中学校、高校で起きた嫌なできごとを全て思い返すこと。 まずはそこから始めました。 あの時に感じた思いをもう一度思い返すんて、とても辛いことです。 でもいつまでも、過去の思い出に捕らわれているわけにはいきま…

【緊急告知】7月無料相談会のお知らせ。

突然ですが、下記の日程で無料相談会をおこないます。 当日は、代表の青木が担当させていただきます。 青木が帰国することはなかなかありませんので、是非この機会をお使いください。 日時 7月26日(金)〜31日(水) 午前9時から午後9時まで 1人2時間以内でお願…

アスペルガーと診断された僕の困りごと ブン

僕は長いこと悩んでいた。 悩んでいたことの正体がなんなのかもわからなくて、それも悩んでいた。 頭の中にはたくさんの「?」がぎっしりと詰まっていた。 (わからない。) どうして、僕は勉強ができないのかが、わからなかった。 もっと正確にいうと、学校…

もう一度チャンスが欲しいだけ!! ブン

「できないことにこだわることないんだよ。」 「他の人ができる事っていうのは、それは実はたいしたことではないのだから、それを頑張ってできるようにする必要はないんだよ。それより、君しかできないことを見つけようよ。」 と言った人がいた。 とてもとて…

辛い過去の呪縛から解き放たれましょう。マル

支援している人たちは、夢をよく見ると言います。 素敵な夢なら大歓迎なのですが、彼らの夢は見たくもない夢なのです。 <夢というのは、その人がこだわっている事柄が、夢として出てくる。>と 何かの本で読んだ記憶があります。 確かに支援している人たち…

こだわりがすごいんです!! マル

10年、20年ひきこもってしまった人たちが、どうしたら社会に戻れるのか。 高校中退、大学中退した後に、10年、20年ひきこもった人が、ハローワークに行ってもなかなか仕事につくことができないという現実があります。 わざわざひきこもった人を、あ…

ひきこもっている人の回復は難しくない。マル

誤解しないでください。 「ひきこもっている人の回復は簡単だ。」とは言ってはいないのです。 「難しくはない」と私たちは思っているのです。もちろん、条件付きなのですが。 新聞やテレビ、インターネットで日々〈社会的ひきこもり〉の問題が論じられていま…

できないことをできるようにしてあげれば良い。マル

私が臨時にブログを書いています。 フィリピンサイドのスタッフはまだ、支援で大変な状況なのです。 日本で支援をしている人たちは、比較的穏やかで、暴力もないですし、淡々と毎日の日課をこなしています。 フィリピンサイドとは違います。 でも、フィリピ…

ひきこもりの問題を複雑にしないでください マル

「ひきこもる理由は様々です。」 そんな表現をよく目にします。 皆さんも、どこかで目にしたことはあるのではないですか。 そして混乱してしまいませんか。 つまり「ひきこもる理由はその人その人で違う。」と私は捉えてしまいます。 100万人と言われている…

過去を変える唯一な方法。ブン

腹が立って仕方がなかった。 どうしてもあいつを叩き潰したくなった。 信じて遠い外国まで来た。 それだからこそ、適当にあしらわれたことに怒りがこみ上げて、どうしようもなかった。 今までいじめられたこと、バカにされたこと、それらの恨みつらみを全て…

嘘つきはぶっ叩く。ブン

小、中学校の思い出はひどいもんだ。 小・中学校の卒業アルバムはハサミで切り刻んで燃えるゴミとして出した。 嫌な思い出しかないんだな。 「楽しい経験をたくさんすれば、嫌な記憶を思い出すこともなくなる。」と青木さんは言ったけど、「嫌な記憶がなくな…

ダメな人間じゃないんだと証明したい。ブン

「楽しい経験を積み重ねていけば、辛い経験を思い出すことは、少なくなっていく。」と青木さんは言った。 言われた当初は「何言ってんだこの人。」という感じでした。 なんでかというと、僕には何が楽しい経験なのかわからなかったから。 話で聞いただけでは…

心に残る言葉。ブン

僕は頭の中が混乱していた。 なんで混乱していたのかもわからなかった。 ただ、不安な気持ちと寂しい気持ちと、どうして自分だけがこんな状況なのかという怒りの気持ちだけを感じていた。 混乱した頭の中を整理してもらうことが必要だった。 それをサポート…

僕たち発達障害者のことはそっとしておいてください。ブン

僕は言いたいことがありました。 パニックになったんです。 たくさんの情報が頭の中に所狭しと漂っていたんだ。 その1つ1つの情報を僕は処理できなくなっていた。 だから、頭がクラクラして、心臓を鷲掴みにされて、呼吸がうまくできなくなった。 それで、…

諦めない限り希望はあるんだ。ブン

「ブン」と言います。 韓国の大統領も「ぶん」なんでしょ。 韓国はあんまり好きじゃないので、迷惑だ。 ニックネームですよ。 フィリピンに滞在して、サポートセンターから支援を受けています。 年齢は20代で、小学校4年から学校に行けなくなりました。 理由…

私たちがもっとも大切にしていること。〈支援編〉マル

私たちが支援をする上で、もっとも大切にしていることは、〈守秘義務〉です。 私たちだけではなく、対人支援に関わる全ての人たちにおいて、大切なのは〈守秘義務〉なのです。 支援を受ける人たちにとっては、個人情報が第3者の手に渡ることを恐れます。 も…

子どものSOSを見逃さないで マル

高校に行かれなくなって、3ヶ月たった頃が支援を受ける上で1番良いタイミングだと思います。 行かれなくなって、1ヶ月くらいですと、まだ学校復帰が可能です。 それで復帰する人も出てきます。 2ヶ月を超えますと、留年となるところが多いです。 留年してま…