発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ひきこもっている子どもを親が回復させるには。マル

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私たちが関わってきた人たち。

 

発達障害の2次障害でひきこもったり、家庭内暴力自傷行為が出たりしている人たち。

そんな人たちを私たちは支援しています。

 

 

 

彼らの声に耳を傾けますと、当事者の思いや気持ちがわかってくるのです。

 

 

 

彼らの気持ちを一言で言うなら「親に認めてもらいたい。」です。

学校で友人に除け者にされたとしても、親から認められれば、なんとかやっていける子どもたちなのです。

 

 

 

良い学校に入る。

給料を多くもらう。

 

 

 

子どもたちが考える<親から認められる条件>は、そんなに多くはないのです。

そんな親思いの子どもたちですが、現実は〈部屋にひきこもっている〉のです。

 

 

 

親から認められるどころか、否定されるような現実に、子どもたちは不安になり、焦ったり、希望が見えない現実に怒りを抱きます。

 

 

 

親がそんな子どもの支援者になるのはとても難しいのです。

 

 

 

1、親が社会復帰するための解決策を持っていない。

 

解決策といっても、〈もう一度勉強する〉と言う簡単なことなのです。

 

 

親だって、それを子どもに提示できるわけです。

で、(もう一度勉強してどうなるんだ。)とひきこもっている子どもたちは、思います。

 

 

先行く仲間に会わせて、将来を想像できるようにしてあげればいいだけのことです。

そのようにできればの話です。

 

 

 

2、気持ちの整理と過去の出来事の受容。

 

いじめられた記憶、同級生たちと良い関係を結べなかった記憶は、消えることなく、面々と子どもたちを支配し続けます。

いつしか、過去の記憶が生活全般に及ぶほどにまでなっていきます。

その記憶をなんとかしないといけません。

 

 

私たちがやっていることは、とてもシンプルなことなのです。

 

 

楽しいことをやり続けて、〈1人でも楽しむ>ことができるようにしてあげる。

ほとんど全ての子どもたちが、(こんな自分は楽しんではいけない)と思い込んでいますから。

 

 

親が子どもと一緒に楽しいことができますか?

 

 

親の知り合いならできますよ。

そんな知り合いがいればの話ですが。

 

 

 

 

ひきこもっている人たちをフィリピンにお連れして、心の底から笑うような楽しい出来事、過酷な家庭環境に置かれても、必死に希望を見つけようとしている子どもたちとの出会い。

 

 

そんな体験を時間をかけてしてもらっているのです。

 

 

20年、30年近くひきこもっている人たちには、そのくらいのことをして初めて、もう一度やり直す決断をするのです。

 

 

でも決断をしてから、動くまでまた時間がかかったりするのが現状です。

 

 

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