発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

あなたがダメなのではなく、日本があなたに合わないだけです。マル

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 社会がもっと〈障害〉を理解しないといけない。

そんな声が日本の社会に溢れています。

それほど、日本の社会が障害に関して理解が足りないのでしょうか。

 

 

私は、海外には行っていませんので、海外の事情はわからないのですが、海外で支援をしているスタッフの多くが感じているのです。

(日本はおかしい。)って。

 

 

 

例えば、以前にも誰かがブログに書いていたことです。

<みんなちがって、みんないい。>

金子みすずさんの詩の一説です。

 

 

障害に関して、差別を受けたり、無理解だったりした時によく引き合いに出される詩です。

私も他のスタッフもとても気に入っている詩です。

 

 

海外で出会った発達障害の支援者たちに、「日本にはこんな素晴らしい詩があるんですよ。」と紹介するのですが、紹介された方は、不思議な表情をします。

そして、こう言います。

 

 

「この詩の何が良いの。」と。

 

 

続けてこう言います。

「当たり前のことを言っているだけですよね。」って。

 

 

話を続けているうちに、日本人の私たちは他の国の人たちから見たら、とても理解されない現実の中に住んでいることに気づきます。

 

 

もちろん、他の国が完璧という意味ではないのです。

それぞれに問題を抱えているはずです。

日本にだって、他の国が羨むような箇所が多くあるはずです。

 

 

しかし、〈障害〉に関する意識はとても遅れているのです。

国としてのインフラや国力は世界でもトップクラスなのに・・・。

 

 

 

障害を抱える本人とそのご家族が日常生活の中で苦しんでいます。

 

 

 

私たちが、生きづらさを抱えている人たちを海外にお連れするのは、その為です。

海外では、生きやすいと感じるのです。

 

 

 

30年ひきこもっていた人も。

家の中で暴れていた人も。

自傷行為を繰り返していた人も。

 

 

 

みんな平安な気持ちになるのです。

 

 

もちろん、平安な気持ちはいっとき、感じるものなのです。

それを継続させるのには、やはり本人の変わろうとする努力が必要なのですが。

 

 

 

自分はダメな人間だ。

みんなと比較して、そう思う。

僕みたいな人間は、生きていない方が社会にとって良いことなのではないか。

 

 

生産能力のない自分は死んだほうが良い。

 

 

どうか、そんなことは思わないでください。

あなたはダメな人だって、誰が決めたのですか。

「本当はそうじゃない。」

 

 

そう思いたくないですか。

「僕はダメじゃなくて、大丈夫だ。」

そうなりたいのでしょう。

そう感じたいのでしょう。

 

 

「あなたがダメなのではなく、日本があなたに合わないだけです。」そう考え直してみませんか。

 

 

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