発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

こだわりがすごいんです!! マル

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10年、20年ひきこもってしまった人たちが、どうしたら社会に戻れるのか。

 

 

 

高校中退、大学中退した後に、10年、20年ひきこもった人が、ハローワークに行ってもなかなか仕事につくことができないという現実があります。

 

 

 

わざわざひきこもった人を、あえて採用する人はいません。

もちろんひきこもっていても、他者にない技術や知識、またはやる気があれば採用する会社は出てきます。

 

 

 

しかたがなくてアルバイトについたのはいいけれど、そこからズルズルとアルバイト生活が長引き、気づいたら30代、40代になっていた。

そんなケースをたくさん見てきました。

 

 

 

高校中退、大学中退 そして長期間のひきこもり。

そんな状況の人たちを社会復帰させるお手伝いをしています。

もちろん仕事につくことだけが、回復の要素ではありません。

 

 

 

できないことをできるようにすること。

知らないことを学んでいくこと。

生きていて楽しいと思えること。

自分がだれかに必要とされているという経験。

 

 

 

私たちは、これらの体験がなければ、真の回復には至らないと思って、支援をしています。

 

 

 

そんな人たちに、新たに知識や技術を獲得してもらうために、大学や専門学校に進むことをアドバイスしています。

経済的な自立を求める方には、それしか方法がないのですから。

 

 

 

先行く仲間に出会うることで、彼らは希望を見出すのです。

「自分もやれるんじゃないか?」

小さな期待と希望が生まれます。

 

 

 

様々なことをスタッフと一緒に最後までやりぬくのです。

そんな経験をあまりしてこなかった彼らですから。

 

 

 

1つ、また1つと小さな自信が積み重なっていきます。

 

 

 

小さな自信はやがて大きな自信へと変わって行きます。

 

 

 

「あのう、学校に行きたいんですけれど。」

私たちは当事者からのこの言葉を待っています。

強制など何もない私たちの支援ですから。

 

 

 

実際に学校に行き、見学をします。

教室に入り、学んでいる学生たちと会話をするよう背中を押します。

 

 

 

大学の校舎から出た後、彼らは興奮しますよ。

そして、大学通学が現実のものとなるのです。

 

 

 

さあ、これからどんどん学んで、どんどん希望を大きくして行きましょう。

 

 

 

って、なればいいんですが。

そうならないです。

簡単にはいきませんね。

 

 

 

だから、支援が必要なのです。

 

 

 

一口に言えば、<こだわりが強い。>のです。

なんでこんなにこだわるの?

どうして、どうして、どうして?

 

 

 

「なんでそうなるの」

コント55号にそんなタイトルの番組がありましたね。

 

 

 

こんなにもこだわりが強いので、生きづらかったんでしょうね。

周りとうまくいかなかった原因でもあります。

 

 

 

それをどのようにしていくのかが、私たちの力量なのです。

大変なのですが、なんとかやっている毎日です。。

 

 

 

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