2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
支援している青年との会食。 講演会の依頼を頂きましたので、驚きと嬉しさを感じた僕です。 対象は小学校と中学校の教員です。 発達障害の僕が、30年間ひきこもったこと。 そんな僕が、どのようにして社会に戻れたのか。 そして、学校にどのような支援を希望…
時間との戦い。支援している生徒の引越しの手伝いです。 私たちは、発達障害でひきこもった人たちの支援をしています。 様々なプログラムをおこなって、彼らに経験を与えることをしています。 経験をしていないことは、まずできないと思った方がよいです。 …
たくさんの方がこのブログをシェアしてくださったので、現在31名の方のご相談予約をいただいています。 当初は相談スタッフも増員して相談予約数を50名としました。 しかし、今回予約された方の多くは、お子さんの状況が重い方でした。 そうしますと、親御さ…
自信と実力をつけて社会に戻る。 社会に戻るためにはこの2つが必要なのです。 自信と実力、2つの言葉は似ていますが、サポートセンターでは使い分けています。 私たちが言うところの自信とは、他者とそこそこうまくやっていけると言う意味での自信です。 …
Mr.Joeは20年間ひきこもりました。 劇団兄いも同じく20年間ひきこもったのです。 東大大学院を終了して、30年近くひきこもったのは東大こと僕です。 僕たちがひきこもった理由。 社会で自分の居場所をみつけられなかったから。 他人が怖いのです。 学校で他…
受験シーズンが終わろうとしています。 合格した人にはおめでとう。 うん?合格した人はこのブログを訪れる理由はないですよね。 希望校に入学できなかった人には、「これで全てがダメになったわけじゃない。落ち込む時間があったら、努力する時間に使った方…
サポートセンターの支援を受ける中で、〈発達障害〉を勉強していきました。 そして、〈その特性から、僕は定型発達の人たちのようにはできないのだ。〉と理解したのです。 30年間の悩みが解消しました。 と、同時に、悪魔の囁きが聞こえたのです。 「自分が…
発達障害が問題なのではないのです。 問題なのは、多くの人が当然できることを僕ができないこと。 多くの人が、知っていることを僕が知らないこと。 僕は学校や職場、家庭で、他の人たちとうまく関われなかったのです。 そのことが問題なのです。 5年前から…
人が変わるために必要なものはたくさんありますが、僕たちのような程度の悪いアスペルガーの人たちにとって、もっとも重要だと思っていることは次の2つです。 1つ目は信頼出来る支援者です。 私たち支援者は、彼らとともに生活をすることで、日常生活の中で…
今はサポートセンターで、スタッフという立場です。 3年前から、少しずつ色々と経験を積まさせてもらってきました。 しかし、間違いや失敗ばかりです。 でも失敗して、初めて僕の何が問題だったのがわかるのです。 支援を受け初めた頃と今を比べますと、自分…
先日連続して失敗しましたので、恥を忍んで報告します。 多分同じような失敗をする人たちもいると思いますので、僕の失敗が誰かのお役にたつと思って書いてみます。 さて、学生の引越しの手伝いをしました。 その中には私の荷物を詰めた箱もあるのです。 市…
12年前の写真ですか。本当に成長しましたね。 サポートセンターの事務所で電話番をしている私です。 ときには、訪問もしています。 私が対応できる人に限るのですが・・・・・・。 さて、私が登場するということは、いつも書いている人たちが忙しくて、書く…
最近の僕のことを少し。 今年の6月からフィリピンの大学に入学します。 いろんな大学を見学してきた僕です。 それで、候補を絞ることができました。 30代の男です。 今から日本の大学に入学するのは、現実的ではないです。 日本ではほとんどが、同じ年齢の人…
支援していた人が社会に旅立ちます。 そして新たに支援をする人との出会いがあります。 3月、4月ととても忙しい時期を迎えています。 高校、大学を卒業したけれど、就活に失敗した人たちがいます。 そんなお子さんを持つ親御さんからの相談が格段に増えてく…
僕は支援者という立場にいます。 発達障害の特性からくる失敗が多いにも関わらず、支援をしている僕です。 もちろん「支援をしてみないか」と青木から言われた時には、固辞しました。 自分のことで精一杯ですから。 30年間ひきこもった50代半ばの男に、何が…
反応のない訪問ほど辛いものはない。 自分のしていることが、相手には苦痛以外の何物でもないのではと考え込んでしまう。 余計なお節介とはこのことなのかもしれない。 しかも、それが1年間も続くとなると、「この状況をみて、何もお役に立てないことがわか…
支援をする上で、1番の難しさは当事者に会えないことです。 そもそも会えないなら、支援は始まりません。 私たちが支援をする人たちは、状況がとても重い人たちです。 私たちの所に来る前に、すでに色々な支援団体に行ったけれど、うまくいかなかった人たち…
via GIFMAGAZINE 30年間ひきこもっていた僕。 「もう、僕は回復した。」 と喜んでいましたが、先日、パニックに陥りました。 僕は、自分の弱さを自分で、受け入れられていないことに気づいたのです。 僕は大学院を終了することはできた。 しかし、担当教授は…
サポートセンターが、犬を買いました。 いいえ、正確には犬を貰い受けたのです。 セブ市で犬の保護活動をしている団体から、犬を譲り受けたのです。 僕がしばらくの間、そのお世話をすることになりました。 さあ、困りました。 家では犬を飼っていましたが、…
新パンフレット用の写真ですが微妙に違うと青木が言いました。 日本に用事があり、短期で滞在しています。 その間に時間を見つけて、ひきこもりのお子さんを持つご両親の相談にのりました。 ご両親から、お子さんの様子を伺います。 そして、どのような支援…
ameblo.jp ameblo.jp ひなママさんという方が書いておられるブログです。 臨床心理士という資格を持ち、病院などで、ひきこもりや発達障害で悩む人たちを助けてきた方です。 実は、私はひなママさんにお会いしているのです。 5年前でしょうか、サポートセン…
3月は僕たちのような状況の人たちにとっては、とても辛い時期です。 進学や就職というニュースが、新聞やテレビ、ラジオで連日、取り上げられるからです。 みんなが新しい道へ進んで行く。 それなのに俺だけがこんな状況だ。 しかもこの状況は、終わりが見え…
「穏やかな表情をしている。」昔の僕を知るスタッフが言いました。 僕は今フィリピンの大学生です。 もう一度大学に入り直しました。 2年前に、4年生大学を卒業していますが、もう一度勉強するべきだと思ったのです。 今の大学はフィリピンで1番評価が高い大…
俺は、15歳の時に母親をバットで殴りつけた。 確か、15才だ。 正確にはもう思い出せない。 そして母はICUに入れられて、入院となった。 一命はとりとめた母。 「ヒロ、ごめんな。お父さんとお母さんは、もう一緒に住むことができないんだ。これから、お前が…
僕は小、中と不登校。 ほとんど出席はしていない。 だから通知表はオール1だった。 僕は15歳の時に病院で発達障害の検査を受けた。 アスペルガーとADHDの両方があると医師から言われた。 衝動性が高いので、それをまずは改善していこうとなった。 自分がそう…