発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

こんなにもこだわりが強いとうまくいかないよ。東大

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僕は支援者という立場にいます。

発達障害の特性からくる失敗が多いにも関わらず、支援をしている僕です。

 

 

もちろん「支援をしてみないか」と青木から言われた時には、固辞しました。

自分のことで精一杯ですから。

 

 

30年間ひきこもった50代半ばの男に、何ができるのかと思いました。

 

 

 

「何もかもやってくださいとは言っていない。あなたの得意なところから始めればいいんだよ。まずは家庭教師からやってください。」と言われて始めた家庭教師です。

 

 

 

生徒は全員、発達障害と診断されています。

そしてすぐに気づいたのです。

なんてこだわりが強いのかと。

 

 

いやあ、これでは勉強どころではなかっただろうな。

そう感じました。

生きづらさを抱えながら、生きてきたんだろうな。

 

 

例えば英語の授業です。

「ある生徒が1万語の単語を覚える必要があるので、1万語を覚えることに全力を注ぎたい。」と初日に宣言したのです。

 

 わたしたちは、基礎の文法を覚えて、スピーチやヒアリング、ラィテイングも取り混ぜながらやっていく方法を取っています。

 

 

一方で日常生活の中で英語を使っていくと、相手に通じていることを実感します。

自分がやってきた勉強が身になっているとわかると強いですね。

もっと頑張ろうとなります。

 

 

しかし、単語だけ覚えても日常生活の中で、勉強の効果を実感することは難しいのです。

 

 

そう説明しても頑なに自分のスタイルを貫き通そうとします。

今までそれでうまくいかなかったのに。

 

 

そうしますと、半年たっても、依然として英語の力はついていないのです。

ひたすら覚えようとした1万語も途中で挫折してしまっています。

 

 

そして自暴自棄になるのです。

 

 

「多分、日常生活全てにおいて、このようなことの繰り返しなんだろうな。」

そう心の中でつぶやく僕です。

 

 

当事者が落ち込んでいる時が話を聞いてくれるチャンスです。

 

 

何が原因でこうなったのかを紙に書いたり、ホワイトボードを使って説明します。

一度で納得なんてしてくれません。

 

 

数回、数週間、1ヶ月・・・・・・。

忍耐強く説明していきます。

励ましながら、時には気分転換をはかりながら。

 

 

そうしてなんとか軌道修正をしてくれるのです。

「はあー、よかった。」とホッとしますね。

 

 

「さあ、これからが始まりですよ。」と再び気持ちを切り替えて寄り添っていく僕です。

 

 

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