3月は僕たちのような状況の人たちにとっては、とても辛い時期です。
進学や就職というニュースが、新聞やテレビ、ラジオで連日、取り上げられるからです。
みんなが新しい道へ進んで行く。
それなのに俺だけがこんな状況だ。
しかもこの状況は、終わりが見えない。
20歳前後なら、「まあ30までにはなんとかなるだろう。それよりも他の連中が、あくせくして働いているのに、俺は快適な生活を送っている。ザマアミロ。」と思うんだ。
しかし、それはほんのいっときのこと。
不安が繰り返し浮かんでくるんだ。
そんな時にはこれさ。
ゲームがあるんだ!!
さあ、朝から晩までゲームに没頭するよ。
そうすれば、嫌な現実を見なくてすむからね。
まあ楽しいゲームもたくさんありますが、朝から晩までゲーム、ゲームというのは、大抵、現実逃避でございます。
「うちの息子、朝から晩までゲームをしているざんす!!これはゲーム依存です。最近、Yahooニュースに外国の教授が〈ゲーム脳〉ということで書いていたざんす。」
Yahooニュースは見ないけれど、そうなんですか。
ゲーム脳かなんかしらんけど、要は子どもがゲームばかりやっているのをやめさせたいんでしょ?
だったら、早く聞いてよ。
僕たちに。
ゲーム依存日本一の大統領。
最長11時間ゲームやり続けた男〈途中、トイレ休憩3回のみ〉
ハアハアハア。
そんな僕たちがお答えします。
ゲームをやめさせる方法。
これはとても簡単なんです。
はい。ゲームより楽しいことを見つけて、子どもに教えてあげること。
ゲームは所詮、ゲームなんです。
現実には勝てないんです。
しかし、僕たちは現実を直視できない。
彼女が欲しいんですよ。ひきこもっていてもね。
だったら、仮想空間の中で彼女を作るしかないじゃないですか。
そんな僕たちにリアルな彼女ができたなら、簡単にゲームやめますよ。
僕も大統領も、あと誰か忘れたけれど、サポートセンターで出会った他の連中も全て、ゲーム依存から脱却しています。
それには、現実の世界で楽しいことや夢中になれることを教えてあげることなんです。
ね、簡単でしょ。
しかし、お父さん、お母さんは頭を抱えてしまうでしょう。
「ゲームより楽しいことってなんだろう。」って。
だって、僕たちの両親は、子どものために働いて、家事をして、自分たちが楽しむことを犠牲にしているからね。
自分たちに楽しいことがないと、子どもには教えられないよね。
まあ、そんなことを言っていてもしょうがないので、ここは1つ知り合いやの人たちに情報を拡散して、楽しいことを見つける努力をしてみてください。
何か見つけて、見事ゲーム依存から脱却した暁には、ぜひレポートをお願いします。
みんなで知恵を出し合って、〈ひきこもり〉〈家庭内暴力〉〈無気力〉な子どもたちに手を差しのべてあげましょう。
難しい問題ではないのです。
もっとも大変なことは、大変な子どもを持つご両親の状況です。
ギリギリのところで、毎日頑張ってみえるお父さんにお母さん。
そんなご両親を、まずは楽にさせてあげないといけないと僕は思うのです。
その為には、みんなで力を合わせてみませんか。
1人でできないことも、みんなで知恵を出し合えば、できることもあります。
僕でできることでしたら、なんでもお手伝いします。
ではまた明日。
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