時間との戦い。支援している生徒の引越しの手伝いです。
私たちは、発達障害でひきこもった人たちの支援をしています。
様々なプログラムをおこなって、彼らに経験を与えることをしています。
経験をしていないことは、まずできないと思った方がよいです。
想像することが苦手な彼らですから。
例えば、大学を卒業する生徒がいました。
卒業したので、住むために借りていた部屋を明け渡す必要があります。
部屋の解約申し込みから、ガス、水道、電気を止める手続きなどをすべてやる必要があるのです。
しかし、どうすれば良いのか何も知らないのです。
知らなくても、一度学べば、次からはできるのです。
ですから、彼にすべてをやらさせなければなりません。
今回、一度にたくさんの経験をした彼です。
卒業旅行から帰ってきて、慌ただしくしていたせいでしょうか。
風邪を引き、高熱が出てしまいました。
本日から無料相談会が行われるます。
誰も彼の部屋の掃除を手伝える人がいない。
困りました。
大家さんに電話して、明け渡しの延期をお願いする必要が出てきました。
しかし、相談会に出る予定の方が、親戚のご不幸があり、急遽キャンセルとなったのです。
掃除は今だ。
今しかない。
と、昼食も食べず、解約する部屋に駆けつけたスタッフ2人。
なんとか2時間で部屋を返却できるまでにしました。
私はサポートセンターのスタッフです。
掃除から、買い物、食事作り、ディスコへの同伴(1度入店を断られたことがあります。)
話し合いなどなど、なんでもこなして当たり前!!
それがサポートセンターのスタッフなのです。
あと何年できることやら。
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