発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

現在の私たちの支援状況 青木

 

 

飲食店(就労支援施設)のオープンの予定日は、2月22日がでした。

しかし、突然エイジさんにフイリピンからの国外退去命令が出て、大慌てになった私たちです。

 

 

エイジさんは、病気になり入院していたことで、3回目のVISA更新が出来ませんでした。

病気で入院という確かな理由があったのですが、昨今世間を騒がせている日本人の影響のようで、日本人に対してのVISAが厳しくなっているとのことです。

 

 

そのことで多くの時間を費やしてしまい、飲食店の準備が滞ってしまいました。

結局、新しいオープンの日は3月18日になりました。

 

 

この飲食店は、ひきこもっていたり、不登校の人たちが自信をつける為の場所です。

シャルガオ島に世界中から人がきます。

その人たちとの交流を通して得るアテンションが彼らを変えるきっかけとなるのです。

 

 

日本だからひきこもるのです。

彼らは自分の嫌な過去を知っている近所の人たちの目を怖がっているのです。

日本国内ですと、どこに行っても、「あなた何をしているの?あなたのことを教えてください。」と聞かれてしまうのです。

 

 

しかし、日本から一歩出ると個人的なことを聞かれることはまずありません。

聞かれても日本の様にそのことで判断されることはないのです。

だから海外で支援をしているのです。

 

 

 

飲食店(就労支援施設)は、完成してオープンを待つばかりです。

そして5月からは、日本から自信を失った青少年たちが再出発のためにやってきます。

 

 

その準備のための宿泊施設や活動プログラムも準備ができました。

嬉しいことに、毎年講演会を依頼されている看護学校からフィリピンを研修地として考えたいと言われました。

実際40名の人たちを受け入れることはできないのですが・・・。

 

 

 

私は、一昨年、心筋梗塞で倒れました。

医師からは、ストレスが常にかかるこの仕事を辞めることが最善の薬だと言われました。

 

 

 

しかし、このミッションは私の全てなのです。

1人2人と生きる希望を失っていた青年に寄り添い、希望を見つけさせて、再び生きていくための一歩を踏み出させてあげたいのです。

 

 

 

長年の夢であったその為の施設とプログラムです。

とにかく今は感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

<現在の支援についての状況>

 

1、シャルガオ島

部屋数7部屋 就労支援施設食堂(3月18日オープン)

バー(5月オープン予定)

 

活動プログラム カタンナン小学校毎月のボランティア マリンスポーツ  就労体験 英会話 

 

2、ダバオ市 賃貸農地での農業体験 高校、専門学校                                    大学への通学支援

 

3、セブ市  英会話学校、専門学校、大学への通学支援

 

4、国内     名古屋事務所での支援活動、相談活動

 

<現在の支援人数> シャルガオ島 1名 ダバオ1名 

                                            セブ2名 日本5名

 

<今後の受け入れ態勢>

・2週間の短期支援は毎月最大4名まで

・1年以上の長期支援は3名まで

(受け入れる人の状況で変わってきます。とても重い人ですと1人。状況が軽い場合ですと3名以上の事もあります)。

      うち1名は5月より受け入れ開始。

 

 

 

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