発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

小・中不登校。高校中退。青木

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私は19歳から7年間ひきこもっていました。

理由は、人と関わるのが怖くなったからです。

 

 

 

勉強ができませんでした。

勉強をしたいと思っていました。

しかし勉強の仕方がわかりませんでした。

何から手をつけて良いのかわかりませんでした。

 

 

クラスの同級生とうまく関われませんでした。

それで高校を中退しました。

40数年前です。

 

 

それでも、みんなと楽しく過ごしたいという思いが強く、

もう1度高校を受け直しました。

1学年下の人たちと同級生になる不安よりも、学校生活への憧れが強かったのです。

しかし、無理でした。

 

 

みんなと会話すらできないのです。

私が同級生たちの輪の中に入って、会話に参加してもみんなの反応が良くないのです。

小、中では自分のことしか話さないから、みんなから関わることを拒否されていました。

そう理解できたのは、高校生になってからでした。

 

 

高校生活ではなんとかみんなと楽しく過ごしたい。

そう思って、当時は流行っていた「ポパイ」「ホットドッグ」などの雑誌を読み漁ったり。

流行りの服を買って着ていたりもしていました。

なんとかしたかったのです。

 

 

でもダメでした。

うまくいかないのです。

結局、不安がまた強くなり学校に行けなくなりました。

 

 

大学なら周りにいる人たちは、自分のことを知らない人たちだから、そこでならもう一度やり直せるに違いない。

そう信じて、大学に入りました。

 

 

でも私の考えは間違っていました。

キャンパスのあちらこちらで、笑い声が聞こえます。

生協で買い物のために列に並んでいたら、前後をグループの人たちに挟まれました。

 

 

手が震えてその場を立ち去りました。

学食で昼食を食べられませんでした。

みんな仲間と食べていたからです。

 

 

駅から、大学へ続く道は学生たちで混雑していました。

その中に入ってしまった私は、発狂しそうになって、急いでその列から離れました。

電車に乗ることが怖くなって、5時間かけて歩いて帰宅しました。

 

 

もう何もかもダメだ。死んでしまいたい。

この世から消え去りたいと思うようになりました。

 

明日に続きます。

 

 

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