東大さんに「幸せですか?」と聞いた。
いつもなら、答えを得るのに5秒くらいかかるけれど、「幸せです。」とすぐに答えた。
納得がいかないのでもう一度聞いた。
「何が幸せなんですか?」
「今の状況全てが幸せです。」と。
2度目の質問の答えは3秒くらいかかった。
「コミニュケーションがもっと取れたら、もっと多くの幸せが得られるのに。」と僕は言ってしまった。
「・・・」
彼は何も答えない。
「以前は幸せでなかったけれど、今は幸せなのですか?」
「はい、以前は幸せではなかったです。」
「幸せを初めて感じたのはいつ?」
「今年に入って、デートをしたじゃないですか?」
「あれで幸せを感じたの?」
「60になっていましたけれど、まさか、僕に関心を持ってくれる女性なんていないと思っていましたから。」
「僕に関心を持ってくれて、会ってくれた女性がいたんですよ。」
そういうと少し表情を和らげた東大さん。
「支援は意味があったの?」
「ありましたね。僕が今幸せを感じていますから。」
「そうなんだ。」
「僕、今まで青木さんにありがとうって言っていませんね。」
「今まで本当にありがとうございました。」
「今は、生まれてきて本当に良かったと思っています。」
「自分のことなんですが、母親が生きていてくれたら、母親にも心配と迷惑をかけてごめんねと言いたかったですね。」
珍しく雄弁に語る東大さんでした。
「彼女が1月から僕と一緒に住みます。でもまだ僕も彼女も青木さんたちの支援が必要なんです。どうか助けてください。」
充分だと思いました。
色々なわだかまりが彼との間でありました。
でも幸せだと言っているんですから、それでいいんだ。
幸せになってください。
あなたが幸せになった姿を、自閉特性が高い子どもを持つ親御さんに見せてあげてください。
「大丈夫です。僕でも幸せになれましたからって。」
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