発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

経験を積めば変われることがある!!青木

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            このポーズもどこか変なんだな。

 

 

大野の支援をしていく中で、彼は無口な人だと思っていました。

いつもは、自分から何も話そうとはしません。

他者に関心を持たない人だとも思っていました。

 

 

 

しかし、そんな大野がある話題になると突然饒舌になることがわかったのです。

例えば、それは、大学院時代に研究していた光合成の話題なのです。

 

 

 

彼は、私ちの支援を受け始めてから、初めてインターネットに触れました。

そしてまずやったことが、かつて大学院の研究室でのテーマがその後どうなったのかを知ることでした。

 

 

 

驚いたことに、大野は研究室にいた35年前から現在までの軌跡を全て調べていたのです。

それを私たちに話してくれたのです。

 

 

それは単なるレポートというより、彼の感情が混ざった会話でした。

自分の発見したことが、その後身を結び、農薬の分野で一定の成果を挙げたということ。

そして、更なる発見により、その分野は大きく発展していったこと。

 

 

今まで見たことのない表情で話す大野に驚きました。

 

 

友達がいなかった大野は、映画をよく見ていました。

特に好きなのが〈ドクトルジバゴ〉〈アラビアのロレンス〉などなど。

その映画の感想を話す大野もいつもの彼とは別人の様です。

 

 

それでわかったことがあったのです。

経験したことなら、彼は会話のテーマとして話すことができる。

それから、私たちは彼にできる限りの経験を与えてきました。

 

 

サーフイン、ダイビング、フィリピンでの国内旅行、大学関係者との交流会、国内旅行、日本国内への長期訪問支援、講演会、親御さんとの面談、フィリピンでの大学入学、フィリピンでのレストラン就労体験などなど。

 

 

 

そして今、彼は婚活をしています。

婚活でデートをしています。

それもまた彼には経験なのです。

 

 

 

大野は私たちに言いました。

「デートって楽しいですね。」

 

 

そしてデートの回数を重ねるごとに、成長が見られるのです。

 

 

ここまでくるのに大変な時間と支援が必要でした。

そして、今それ以上に多くの時間と私たちの支援を必要としている大野です。

 

 

 

でも、30年ひきこもった彼が、その後自立して幸せになれば、8050問題に対する大きな希望となると私たちは信じています。

 

 

そうなれるよう頑張って支援をしていきます。

 

 

 

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