発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ASDな大野へのオーダーメイドの個別支援 青木

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大野の日本語の使い方には独特なものがあります。

日本語としては正しいのですが、使い方に違和感を感じます。

例えば、支援をしている人と雑談をした後に「貴重な時間をありがとうございました。」と言うのです。

 

 

 

「その場でのその言い方はおかしいよ。」と指摘しても理解できないのです。

「貴重な時間をありがとうございました。」と言う言い方はこんな場面で使うと例を出して、大野に伝えます。

 

 

しかし、「彼がわかりました。」と言うまでに30分はかかるのです。

それからまた機会を見つけて、同じ指摘を繰り返します。

そうして初めて使い方を改めます。

 

 

 

1つ1つ丁寧に伝えていくしかないのです。

 

 

彼は支援している青年たちと食事をする時にも、日本語の使い方がおかしいのです。

食事の準備ができたことを、長い間一緒に生活してきた青年たちに伝えるときも、「食事の準備ができました。食べましょう⤴️」といつも話すのです。

〈語尾をあげて話すこと〉にも違和感を感じるのです。

 

 

 

そのことで長年一緒に生活をしている彼らは、大野との間に距離感を感じてしまいます。

それで、「みんなはこんな言い方をしているので、言い方を変えよう。」とアドバイスをしました。

「準備できたよ。食べよ。」「夕食食べるよ。」

 

 

 

何年も同居している人たちなのです。

いつまでたっても「食べましょう。」と言う言い方は距離感を感じさせてしまいます。

 

 

 

ある青年が言いました。

「何だか女性ぽい話し方が多いです。」「他人行儀な感じがします。」と。

 

 

「食べましょう。」と使うのはこんな時ですよ。とまた30分ほどかけて彼に伝えた後に納得してくれる大野です。

 

 

 

ちよっと待てよ。

大野は日本語教師の資格認定試験に受かっていますよ。

なかなか合格するのが難しい試験なのです。

それも3ヶ月程度の片手間の勉強で合格したのです。

 

 

それなのに・・・。

人との距離感が掴みにくいこと、場面に応じた使い方は十分わかっているのに、現実の場面で使うことができないのです。

 

 

 

日本で生きていくことにとても生きづらさを感じる大野です。

 

 

 

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