発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年間のひきこもりから回復への旅 A 2020/11/01

30年ぶりに買った靴2足

30年ぶりに買った2足の靴

 

 

ひきこもっていた30年間、履いていた靴は大学の時に買った靴でした。

私は外に出ていませんので、履く機会がなくて30年間靴箱にしまってありました。

 

 

 

 

それを写真に撮ってブログに載せようとしましたら、「とても汚いので、見ている人の気分を害してしまうからやめなさい。」と青木さんから言われましたのでやめておきます。

 

 

 

 

ひきこもりから1歩外に出た瞬間、私の中の何もかもが変わる訳ではありません。

ただ、外の世界には希望がまだあるとわかっただけなのです。

 

 

 

 

当時の私は変わりたいというかすかな気持ちと、もしかして変われないかもしれないという2つの気持ちが微妙に入り混じっていました。

家から1歩踏み出した時には、変われるという気持ちが変われないという気持ちより大きかったのだと思います。

 

 

 

その後はまたひきこもってしまったりもしていました。

その繰り返しです。

何度も何度も私の自宅に訪問に来てくれたスタッフの人、その節は本当にありがとうございました。

 

 

 

さて、そんな私です。

すぐに青木さんから「靴を買い換えた方が良いよ。」と言われましたと書きたいところですが、言われませんでした。

恥ずかしい話ですが、当時はHello kittyのバッグで名鉄電車に乗り名古屋の青木さんの事務所に通っていました。

 

 

 

その時も何も言われませんでした。

ただ、言われたことが1つだけありました。

「毎日風呂に入って、毎日服を着替えた方が良いですよ。あなたの得になることですから。」と言われました。

 

 

 

今になってわかりますよ。

30年間のひきこもりから出てすぐの私に、あれやこれやと変わることを早急に求めてしまうと、自信を無くして再び心を閉ざしてしまうということを。

 

 

 

大変ですね。

ひきこもりの人たちを支援するっていうのは大変ですよ。

他人事の様に言いますが・・・。

 

 

 

で、今。

私との深い絆を確認した青木さんは、〈Aさん大改造計画〉に着手したのであります。

 

 

 

どんどん、日々、変われ、変われ、変わるのだ。

世界はこんなに素晴らしい。

さあ、素敵な世界に旅立とう!!

 

 

 

ふふふふ。

でも今日も怒られましたよ。

 

 

 

「2足の靴それぞれ4千円近いなんて高いですよ!!」

「高くないよ。これでも時間をかけて探したんだよ。」スタッフの人が言いました。

 

 

 

私はすぐに、ごめんなさいと言いました。

回復への旅、先は長いです。

 

 

 

ではまた次回。

 

 

 

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