発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

10年間ひきこもった僕が社会に戻れたわけ。必見です 〈詠み人知らず〉

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2013年大野と一緒にBAGUIOへ避暑に。楽しかったです。また行きたいな。



 

 

10年間ひきこもっていました。

今年から正社員として働くことができています。

「正社員になったし、プライバシーの問題もあるので、名前は出さなくて良いです。」と青木さんに言われました。

 

 

 

最後のご奉仕で私みたいなひきこもりのお子さんを持つお母さんにお役に立てることをと考えてブログを書きました。

 

 

 

前回は「本人は動けないので親が支援を探すしかない」と題して書きました。

要約しますと、言葉通りです(笑)

 

 

 

多くのご両親は「こんな状態で良いと思っているのか?」

「どうするつもりなんだ。」とひきこもっている当事者に詰め寄ります。

それがわかっていたら当事者はひきこもらないっていうのが、親にはわからないんですね。

 

 

 

親は不安になって、まくし立てる。

追い詰められたと感じた当事者は、暴れる。

家庭内暴力の誕生です。

 

 

 

親がひきこもりの問題を解決するのは無理だと私は思いますよ。

ひきこもりの子どもに向けるエネルギーを、仕事やご自分の趣味に向けたほうが、よっぽど精神的に良いかと思います。

 

 

 

そう思いませんか?

それとも何か違うアプローチでも持ってみえるのでしょうか?

 

 

 

今まで「小遣いを渡していたけれど、それもなしだ。」

「お金が欲しいと思ったら、働かなければならないと考えて動くだろう。」

なるほど。

私の母も同じことを言っていましたね。

 

 

 

ゲームの課金でお金を使っていましたけれど、小遣いがなくなってからは無料で我慢していました。

ひきこもって支援を受けていた他の仲間の中にも、同じようなアプローチを受けた人がいましたね。

 

 

 

そんなシチュエーション時に、ご両親がひきこもっている子どもに投げかける言葉がありますよ。

「働かざる者食うべからず。」

この言葉はひきこもっている人たちがよく聞く言葉だと思います。

 

 

私は青木さんや団体のスタッフと一緒になって、ひきこもり相談会に出ていました。

その時に、相談されていた1人のお父さんが、「働く者食うべからず。です!!」と怒りを滲ませながら青木さんに話されていました。

 

 

 

青木さんは黙っていました。

私は、「そんなことしたら火に油を注ぐことになります。どうして注意して差し上げなかったんですか?」と青木さんに質問しました。

 

 

 

「注意して、聞く耳を持つように感じましたか?私にくってかかってくるだけですよ。他にお伝えしたいことがあるので、時間がもったいないでしょ。もちろんそのことに対して反応しなければ、それはそれで、役に立たないなと一刀両断にされるだけでもあるけれどね。」

 

 

大変なんだとその時は思いました。

 

 

今、私は思います。

このひきこもりの問題は自分たちだけでは解決できない。

信頼がおけるプロの人たちの手を借りるしかない。

 

 

そう思えるか、またはいつまでも自分たちの手でなんとかしないといけないと責任を感じて、永遠にこの問題をひきづっていくかのどちらかです。

 

 

それを考えて決断するのはご両親にしかできないことなのです。

 

 

まだ数回書き続けます。

 

 

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