発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ひきこもりだった私と母との関係性 シンゴ

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私と母。

母との関係はよくありませんでした。

 

 

どう表現すれば良いのか。

とても難しいです。

 

いつも何かしらの問題を抱えていて疲れていた母。

父とも会話はなく、子どもとの会話もなかった母。

母は生きていて楽しいのかといつも感じていた私。

 

 

 

今になって私は思うのです。

母はアスペルガーに違いないと。

そう思えば、母の状況がよく理解できますから。

 

 

 

母は子どものことを愛していないと私は感じていました。

子どものことが愛おしいという感情は持ち合わせていなかったですね。

 

 

私が母との関係で1番嫌だったことは、会話ができないということでした。

話が全く通じないのです。

会話の中で、私が投げかけた話題に対する返答がずれているのです。

 

 

 

私が、「クラスのみんなにうまく馴染めない」と母に言います。

 

 

母の返答は「近所の田中さんが、良い学校に入ったねと褒めておった。学校で1番だったら東大に行けるし、役人になっても大企業に入ってもこの先、安泰だ。行くなら1番を目指せ。人間から努力をとったら何もないんだ。」

 

 

こんな調子です。

 

 

母が青木さんの所に相談に行き、自宅に帰ってきて、私の部屋の前で大きな声でこう話しました。

「青木先生が、お前はダメな人間だ。甘えているので、センターで徹底的に鍛えますから、来るように説得してください。と言っておったわ。」と。

 

 

私は以前、青木先生から支援を受けていましたので、そんなことを言う人ではないとわかっていました。

あとで青木先生に確認しました。

青木先生は、母との相談の会話を録音していて、それを聞かせてくれました。

 

 

「ひきこもりは甘えではないのです。鍛えるとかそういう問題ではなくて、とにかく周りが親身になって、当事者に徹底的に寄り添うことが大切なんです。」と青木さんは話していました。

 

青木先生が私にこう言いました。

 

 

「大変だったね。」

「辛かったでしょう。」

「お母さんをまだ憎んでいる?」

 

 

私は青木先生にその時は返答ができませんでした。

 

 

でも、回復した今ならはっきりと言えます。

「母のありのまを受け止めたい。私の母は1人だけですから。」

卒業したら母に「産んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。」と言いたいです。

 

 

こんな気持ちに変われたのも、青木先生の導きと姉のフォローそして大切な僕の彼女のケアーがあったからです。

 

 

今、私は母とうまくいっていないあなたに言いたいです。

問題は母親ではないということは、あなたもわかっていますよね。でも、自分の問題だと認識できないのですよね。今の自分の状況を受け止めるにはあまりにも大変だからね。

 

 

でも、問題は母親ではなく、私の中にあるとそれを認めて向き合おうと思えた時から、回復は始まるのです。

 

 

 

私は、あなたがそのように変われるように願っています。

ほんの少し先ゆく仲間からのアドバイスです。

 

 

素敵な日曜日、楽しんでくださいね。

 

 

では。

 

 

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