発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

10年ひきこもった私が支援者になった。詠み人知らず。

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あなたのことを教えてください。

 

 

毎日仕事に行っています。

当たり前のことですよね。

それが私には当たり前ではありませんでしたから。

 

 

 

昼食は職場のみなさんと一緒に休憩室で食べます。

みなさんとても優しくて、色々と私に気を使ってくれます。

おとなしい私を会話に入れようとしてくれます。

 

 

 

1ヶ月近く昼食の話題は私のことでした。

 

 

 

私がフィリピンの学校を卒業したこと。

卒業後に日本食堂の店長をしていたこと。

ボランティアで子どもたちと接したこと。

 

 

 

根ほり葉ほり聞いてくれます。

私の返答にみなさんが「へえー。」とか「すごいね。」と反応してくれるのです。

とても嬉しいです。

 

 

 

良い職場に巡り会えたと感謝しています。

でもそれよりもすごいことがあります。

 

 

パートで働いている女性のお子さんが中学生なのですが、不登校なんです。

家で暴れて手がつけられないそうです。

 

 

 

その方はとても職場で必要な方なので、時々息子さんのことで休まれて会社としてはとても困ると上司が言っていました。

 

 

私の面接をしてくれた上司の人から呼ばれて、こう言われました。

「あなたは、ひきこもっていた経験があって、今は回復されたんですよね。不登校の子どものことで何かアドバイスをしてあげれませんか」と。

 

 

 

それで私は吉村さんに相談しました。

私は正社員として働いています。

そんな私が、そのような問題に頭を突っ込んで良いのかわかりませんでしたから。

 

 

 

吉村さんは「まずはあなたが話を聞いてあげることですよ。徹底的に話を聞いてあげなさい。そしてその子どものことを誰よりも知るようになれば、何がその子に必要なことなのかがわかってくるから。あなたはすでに、支援ができる人になっていますよ。」と、とても褒められて驚きました。

 

 

 

 

その子どもさんの不登校の問題は難しくないと私は感じています。

その理由は、本人が「なんとかしたい。」という気持ちを言葉に出しているからです。

 

 

 

 

 

青木さんなら、スタッフたちにこういうだろうなと想像できます。

「問題ないね。高校でリベンジさせてあげられるか、それとも大学か?状況が重いならフィリピンの学校で学ばせてあげれば良いでしょう。」と嬉しそうに話すだろうと思います。

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希望は語るものではなく、見せるものだ!!



 

 

私は青木さんの気持ちが少しわかります。

私も青木さんにならって言ってしまいそうになりましたから。

 

 

 

吉村さんから、「もし関わっていくならば、詠み人知らずの支援日記でブログ書いてください。」と言われてしまいました。

 

 

 

不定期ですが書いてみようと思いました。

 

 

 

今回で終わりの予定でしたが、まだ続きます。

でもその不登校の子どもとの関わりがなくなったら、終わりにします。

 

 

ではまた次回。

いつになるかわかりませんが。

 

 

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