発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

さあ、そこから1歩踏み出してみよう。Mr.Joe

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南国でサンタになった僕。

 

 

そんなこと言われても、怖くて身動きが取れないんだ!!

そうなんですよね。

 

 

僕は中3から不登校でした。

それから20年近くひきこもりました。

だから少しはひきこもっている人の気持ちがわかるかもしれません。

 

 

怖いんですよ。

外に出るのが怖いんだ。

誰か知っている人に会うのが怖いんだ。

 

 

だから家の中でじっとしている。

それしか方法がないから。

 

 

1年、2年、3年・・・・。

気づいたら20年が過ぎていた。

 

 

この団体の最長ひきこもり年数は29年の東大さんです。

その次が今も支援が続いている50代男さんの28年です。

その次が僕ですかね。

 

 

「もう手遅れだと思っていた。」と長期ひきこもっていた僕たちは言います。

手遅れも何も希望なんか1ミリもありませんでしたからね。

 

 

TV番組でやっていた大人のひきこもりの特集をインターネットで、みたことがあります。

その中でコメンテーターが「アルバイトでもなんでも良いから、まずは始めてみませんか。」と番組の中で必死に訴えていましたね。

 

 

「アルバイトをしてそのあとはどうするの?何か希望があるの?」と僕は独り言を言っていました。

 

 

希望がないけど、とりあえずアルバイトをやれば何かが起きるかもしれない?

ということですよね。

 

 

わかっていますよ。

僕たちひきこもっている人たちは、みんなもうわかっているんですよ。

希望なんか何もないってね。

 

 

だからひきこもっているんです。

それしか方法がないから。

 

 

アルバイトをしてもアルバイトで一生終わってしまう。

もうみんなと同じ場所には追いつかないんだよね。

 

 

大きなため息をついた僕は、見ていたその番組を途中で止めてしまいました。

 

 

 

ここでひきこもっている人に1つ提案があります。

新聞やテレビ番組でひきこもりや不登校の特集をしていてもほとんど役に立たないし、逆に気持ちが下がることが僕の場合は多かったので、見ない方が良いと思います。

 

 

これ以上傷口に塩を塗るようなことはしたくない。

 

 

希望なんです。

希望を確認したいのです。

 

 

「大丈夫。まだ幸せになれるよ。」

そんな励ましの言葉が虚しく聞こえていた僕です。

 

 

言葉なんかいらない。

必要なのは体験なんです。

 

 

青木さんは、「希望があるよ。」なんて言わなかった。

実際はよくいう人だけれど、僕に「希望があるんだ。」という前に、僕をフィリピンに連れて行ってくれて、色々な人と合わせてくれた。

色々なことを体験させてくれた。

色々な珍しいものを食べさせてくれた。

 

 

そして僕はここに希望があるんだと確信できた。

 

 

だから、僕もあなたに言いたい。

そこから1歩踏み出して。

僕でよかったら、コロナが収束したら迎えに行ってあげても良いよ。

 

 

保健所に行ってごらんよ。

たくさんの人たちが君のことを一緒になって考えてくれるんだから。

 

 

では、常夏の島ハワイではなく、セブ市から、いっぱいのsmileを込めて

 

 

See you !!

 

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おばあさん、元気かな。顔を見てしまうと泣いてしまうので、見れなかったです。

 

 

 

 

 

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