発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

どうして東大を出てひきこもってしまったのか?

初めてのボランティア活動、とても緊張しました。

 

僕は東京大学に現役で合格、大学院まで進んだ人間です。

優秀な人間だと思っていたし、そのことで自信もありました。

しかし、大学院での日々の中で周りの人たちとの関わりがうまくいきませんでした。

 

 

大学院も行けなくなって、そのことから決まっていた一流企業への就職もダメになりました。

僕は東京大学を卒業したのに、アルバイトにさえつけない人間になってしまったのです。

 

 

それ以上に、自分以外の人間は僕より優秀な人たちだと思い込み、強い不安から家からも出られなくなってしまいました。

最初の頃は(そのうちになんとかなる)と思い込んでいました。

 

 

しかし、5年、10年、15年と時は過ぎていきました。

今から思えばあっという間でした。

いつもはゲームをしたり、高校時代に使っていた数学問題集を解いていたりして過ごしていました。

 

 

相棒のプレイステーションの電源が入らなくなるとさらに暇になってしまいました。

このくだりは、エイジさんと同じなんですよ。

 

 

プレイステーションは修理に出せば良いだろうとみなさんは考えると思います。

しかし、他人と関わりを持つことをとても不安に思っていた僕には無理なことでした。

 

 

結局、プレイステーションの時間は、読書に変わったり、1人で考えごとをする時間に変わりました。

考え事と言っても、この年で働ける仕事は何かと考えることぐらいでした。

結論は医者しか考えつきませんでした。

 

 

 

 

よし、医学部に挑戦だ。

勉強に関してはまだ自信がありましたので、思い立って受験勉強を開始するのですが・・・・。

やはり、家から外に出ることに強い不安を感じていたため、再び大学にいくことは難しいと感じてしまうのです。

 

 

そして、また考えこむ日々なのです。

 

 

50を超えた頃から、自死する考えが出てきました。

「このまま無意味に生きていくぐらいなら、死んでしまった方が楽になる。」

そう思うのですが、自死を決断することもできませんでした。

 

 

そして、僕は親戚が見つけてくれたこの団体と出会うことになるのです。

 

 

 

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