父は僕が電車に乗れない事にがっかりしていました。
「こんな簡単な事、できないはずはない。」
父が仕事から帰宅してから、電車に乗る練習をしました。
3日間、練習しましたが、当日になってやっぱり行けなかった。
父のがっかりした顔を忘れる事ができません。
「なんで、こんな簡単な事がきないのかな・・・」
我慢していた俺は、久しぶりにキレました。
「できねえもんはできねえんだよ。バカだからな、俺は。」
「はいはい。終了しましょう!!おれは刑務所しか行くと来ないからな。」
父は、頭を抱えてうなだれていました。
結局、センターの人が迎えに来てくれる事になりました。
センターの人が父に話をしてくれました。
「今は来る事が大切です。電車に乗る練習はその後からしますから。」
父は渋々納得していたみたいです。
正直、行くまでにこんなにドタバタしてしまい、俺の気持ちは下がっていました。
もうどうでもいいや、俺なんて。
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