発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 心の叫び !! 誰か、俺を助けてくれ ヒロ

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医者との面談は半年になろうとしていました。

正直、何も変わらない状況に僕はイライラしだしていました。

確かに素晴らしい先生だけれど、僕の状況は何も変わらないのです。

 

先生に悪態ついて、「頭かち割って、僕の腐った脳みそでも取り除いてもらう事できないですか」と話した事もあります。

そんな時でも先生は落ち着いて、僕の話を聞いてくれていました。

 

ある日、医者から一度、家から少し離れて、センターに行きませんかと言われました。

「君のようないじめや、不登校の過去を持つ人たちが、その体験を生かして

寄り添ってくれる場所だよ。」お医者さんはそう言いました。

 

僕は前の施設の事を思い出しました。

とても嫌な気持ちになって「朝早くたたき起こされて、奉仕させられて、日暮れとともに寝るなんて嫌です」と言いました。

 

「そんな施設とは違うよ。」と言われたけれど、興味なしでした。

このとき、「どうでもいいや、もう何もかもめんどくさい」と思っていました。

「もう何もかもが、手遅れなんだ。」そう自分で思い込んでいました。

 

僕と母との関係は日に日に大変な状況になっていきました。

それが父にも飛び火して、僕のせいで両親の仲も悪くなっていきました。

ある日僕は母に大変な大けがをさせてしまいました。

 

警察が来るという事で僕は逃げたしました。

このままどこか知らない町に行き、過去を捨ててやり直したい

そんなことも考えたけれど、どうしていいのかもわからなかった。

 

二週間、カラオケや深夜喫茶ゲーセンで寝泊まりしました。

死ぬ事も考えたけれど、怖くてできなかった。

本当に、もうどうしていいのかわからなくなって、

 

気が狂いそうだった。

心の中で、誰か俺を助けてくれと、大きな声で叫びたかった。

 

 

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