夏が終わると学校に行かなければならない。
僕にとっては、あの恐怖が再び来るのかと思うと怖くて仕方がなかった。
9月が近づくと日本中が「無理してまで学校に行かなくても良いんだよ。」と同じ様なメッセージを不登校の子どもたちに送る。
そのことで命が助かる子どももいるでしょうね。
僕はありがたいことだと思いますよ。
それでも9月が近づくと子どもの自死が新聞で再三取り上げられ始める。
「どうして?」「無理して学校に行かなくても良いんだって!!有名人の◯◯さんも△△さんもそう言っているよ!!」
学校に行きたくないと思っている子どもに行かなくても良いんだよ。といえば、それですむはずですよね。
でも子どもは自分自身を傷つける。
フリースクールがあるよ!!
通級があるよ。
保健室の先生は不登校の人たちの味方だよ。
しかし、不登校の子どもを取り巻く状況は変わっていない様です。
なぜ?
行かなければならないと思っている子どもに「行かなくても良いんだよ。今の学校にみんながあうわけじゃないからね。」
「君が悪いわけじゃないんだよ。君が学校に合わなかっただけだよ。」
そんなことを僕に言ってくれたカウンセラーの人がいました。
その時は素直にアドバイスに耳を傾けられなかった。
今になって、ありがたいと思えます。
不登校の僕は追いつめられていた。
学校内でみんなとうまく過ごせない。
先生の言っていることが他の生徒の様に瞬時に理解できなかった。
集団行動がとても苦手で怖かった。
だから僕は学校に行けなくなった。
学校に行くと自分の恥をみんなに見せるだけだから。
これ以上、クラスのみんなが僕を変な奴だと思ってほしくないから。
僕は学校に行けなくなった。
学校に行けなくなったら、落ち着いたのか?
いいや、もっと不安になったんだよ。
そこがとても肝心なところ。
学校に行かなくなっても、僕が感じていたみんなと違うことはそのままなんだ。
みんなはどんどん色々な経験をして、大人になっていく。
僕はそのままの状態で、ただ歳をとっていくだけ。
どんどんみんなから離されていく。
フリースクールじゃないんだよ。
居場所がたくさんあるって、そういう問題じゃないんだよ。
みんなと一緒のところにいたいだけなんだよ。
僕にとってそれがとても難しく、永遠にもう辿り着けないことだと感じていた。
だから、学校に行けなくなった僕は死んでしまおうと考えた。
練炭で死ぬのが痛みを感じなくて死ねると何かで知った。
でも、僕は死ぬのが怖かった。
きっと心の中で、こんな僕でも誰かが助けてくれる。
誰かが僕の心の気持ちを理解してくれると思っていたのかもしれない。
9月が近づくともう学校とは関係ないはずの僕の心が再び痛みを覚える。
誰か、昔の僕の様な子どもたちを助けてください。
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