僕は小学校4年から完全な不登校でした。
みんなができることが僕にはできなかった。
学年が上がるにつれて、そのことが多くなった。
今思えば学校生活についていけなかった。
また、先生に叱られてそしてクラスのみんなに笑われる。
学校に行くことがとても怖かった。
そんな生活が耐えられなかった。
そして、学校に行けなくなった。
そんな僕に母親は一生懸命学校に戻れるように努力してくれた。
学校の先生たちと相談して、保健室登校とかなんとか教室に通えるようにもしてくれた。
不登校の子どものためのフリースペースやフリースクールを僕に紹介もしてくれた。
でも、僕は全てを拒否した。
熱心だった母親も、僕の頑なな心を前にして途方に暮れていた。
そして、〈真性不登校人間ブン〉が誕生したんだ。
ある日、母親は、〈不登校の子どもを持つ親の会〉に参加したことを僕に告げた。
ある時、母が改心したことを僕に告白した。
「お母さんが、間違っていたよ。学校に行けないブンがダメじゃなくて、学校が悪いんだ。だから、もうあの学校には行かなくて良いんだよ。」と母親は達観したように僕に言った。
僕は母親の改心を心から嬉しく思うと同時に、母親と一緒になって日本の学校制度を叩き潰すことを心に誓った。
って、そんなことはしないさ。
違うね。
学校が悪いから、僕は不登校になったって!!
あなたはそう思うのですね。
もしかして、学校に行けないのは、行かない子どもは学校が嫌いとか、拒否反応を示しているとかそう思っていますか。
最近も、SNSの書き込みで、そんなことを言っていた人がいた。
とても影響力がある人ですけど。
僕は思った。
そういう子どももいるでしょ。
でも少なくとも僕は違うんだ。
もちろん学校に行けなかったのは事実です。
でも、僕の心からの願いは、〈みんなと一緒のことをしたい。〉だ。
みんなが普通にできていることを、僕もしたいんです。
学校に行って席につくと、次は何が来るのかと不安でしょうがなかった。
学校生活を楽しんだという記憶がないんです。
周りのみんなが楽しくしているのに、僕だけ蚊帳の外。
みんなの輪の中に、端っこで良いのでいたかった。
フリースクールに行けば問題は解決するとか、そんなレベルではないのですよ。
このブログを読んで、僕と同じ考えの人たちがブログを書いていることを発見して、僕はとても嬉しかった。
僕の考えは間違っていなかった。
そして、彼らは再びあんなにいやだった学校にもう一度戻っていく。
そこに僕は希望を見出していた。
もしかしたら、僕が小学校の時から持ち続けている〈孤独・悲しみ・不安・怒り・憎み・拒絶〉の思いから、抜け出せるのかもしれないという小さな希望を見出したんです。
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