1、ぼくたちを追い詰めないで。
「不登校のままではよくないよ。フリースクールとか学校の中にもそんな教室があるんだから、行ってみない。」母親はぼくにそう言った。
「どうして学校に行けないの?学校で何かあったの?誰かにいじめられたの?お母さんに言ってね。お母さんね担任の○○先生に相談するからね。」
「ブン、学校に行かないと、みんなから勉強が遅れてしまって、中学校に行くときに大変なことになるんだよ。」
「お父さんね。もっと勉強しておけばよかったって言っていたよ。お父さんは勉強をしなかったから苦労したんだよ。だからお前も真面目になりなさい。」
「もしかしたら、お前は病気かもしれないから、お母さんと一緒に病院で診てもらおう。」
「あのね。お前はきっと発達障害なんだよ。だからみんなとうまくやっていけないんだよ。だから病院で直してもらおうね。」
「お隣のxxさんの息子さんxx大学に受かったって、お母さん喜んでいたわ。」
発達障害関係の本が台所の目につきやすいところに置いてあった。
「読みなさい。」そういう暗黙のメッセージを感じた。
全部破いて燃えるゴミの袋に入れた。
「病気だと、てめえが病気だろが。」
「お前が俺みたいなごみを産んだんだろ。お前が責任とれや。」
「うざい!!消えろバカ女!!」
「とても怖い表現でしたのでいくつかを削除しました。
By事務局」
思い出して書いていたら、胸が痛くなってきた。
あああああああと大きな声をだしたくなった。
目の中に見える何かを壊したくなった。
もう嫌だ。
どうしてこうなったんだ。
昔の悪夢が蘇る。
大丈夫だって、大丈夫、俺はひきこもりじゃない。
俺は今大学に行っているんだよ。
凄いんだよ。
生きていても良いんだよ。
お願いです。
お母さん、子どもを追い詰めないでください。
子どもはみんな悲しんでいるんですよ。
学校にいけないといういことは、もう何もなくなったというふうに僕たちは感じているんですよ。
わかっているのに、それ以上言わないでよ。
十分に休ませてあげさせて。
それから、先のことを提案すれば良いんだよ。
次から次へと喋らないでよ、お母さん。頼むから。
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