僕は学校に行けなかった。
理由は、クラスのみんなと一緒にいると疎外感を感じたから。
もう少し詳しく言うと、クラスのみんなが普通にできていることが僕にはできなかった。
特に昼食後の時間が1番きつかった。
みんながそれぞれ仲間同士輪になって話し込むのに、僕はその輪の中に入っていけなかった。
だから、1人で体育館に逃げ込んで時間を潰したりしていた。
時々校庭を歩いていると、作業をしている先生に声をかけられて、作業を手伝わされたことがあった。
その時はほっとした。
毎日、毎日、自由時間をどうやって過ごすのかを考えることが恐怖に近い感じになって、それで学校に行くことが怖くなった。
授業中に先生に当てられた時に、声が出なくなった。
声を出すことがとても怖かった。
みんなに自分の声を聞かれるのが怖かった。
だんだん、クラスの中で自分の存在がなくなっていることを感じた。
それはとても悲しかった。
死んでしまいたいといつも思っていた。
この地獄の様な時間が永遠と続くのかと思うと、この世からいなくなってしまった方が楽だろうといつも考えていた。
ある朝、洗面所で吐いた。
それでも母親は学校に行くのが当たり前だと言わんばかりだった。
家から出たけれど公園でじっとしていた。
先生から家に電話があった。
なぜ、学校に行かないのかと問い詰められた。
誰も自分のこの不安な気持ちをわかってくれない。
それが僕の孤独をさらに増幅させた。
今なら、インターネットの記事を読んでさらに絶望的になるだろう。
「学校に行きたくない子どもにも、それぞれ最適な居場所があります。
学校に行かない現状を受け止めて、最適な場所を探してあげることが大切です。
学校が全てではないですよ。お母さん。」
こんな記事を読むと気が狂いそうになる。
学校に行けないけれど、学校に戻りたい僕の気持ちを代弁してくれる人がいない。
ふふふふふ。
いたな。
いるんだよ。
僕と同じ様な気持ちを持っていた人が。
青木さんだよ。
いじめられて、病院送りにさせられて、小学校を転校したけれどまたいじめられた。
中学も、高校も、大学も・・・・
いじめられ続けた人。
小・中、不登校でも居場所はあるんですよ。
大学に行けなくなっても居場所はあるんですよ。
社会人になって会社に行けなくなっても居場所はあるんですよ。
はいはいはい。
そうでしょうね。
でもね、僕はみんながいる学校に戻って、みんなと普通に過ごしたかったんだ。
「学校に行けなくても良いんだよ。」じゃないんだよ!!
なんとかして、みんなとうまく過ごすことができるようにしてくれよ。
それが不登校だった僕の心からの願いだったんだ。
泣けてきます。
今でも昔のことを思うと涙が出る。
みんなと楽しく過ごしたかった。
それだけのこと。
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