私の名前はヒロと言います。
今日は、お話の機会をくださり、ありがとうございます。
とても感謝しています。
ビサヤ語、英語、この2つが話せます。
では、もう一度。
ヒロと言います。29歳です。愛知県生まれの男です。
僕は今から、10分間ほど、みなさんにお話しします。
僕には3つの特徴があります。
1つは、勉強ができないということです。
授業で先生が話していることが、何もわからないのです。
だから、授業中は僕の睡眠時間でした。
中学3年生の時に、2桁の足し算、引き算ができないくらいでした。
2つ目の特徴は、おそろしいほど運動神経が悪いことです。
体育祭では、いつもみんなの足を引っ張っていました。
大縄跳びでも、一番最初に引っかかるのは僕です。
走っても、女子より遅い僕です。
3つ目は、空気が読めない僕です。
みんなが、ワンピースの話題で盛り上がっている時に、ドラゴンボールの話題を出して、みんながしらけてしまう僕でした。
こんな僕は小学校の時から、仲間外れにされていました。
教科書を隠されたり、上履きに画鋲を入れられたり、僕の机だけみんなと離されて置いてあったり。
学校に行くのが怖くて、休むことが多かったです。
中学校になったら、きっと友達ができるからと僕は期待しました。
でも、いじめはひどくなるばかりでした。
授業が終わると、すぐに僕は、校舎の一番はずれのトイレまでダッシュして、逃げ込んでいました。
運悪く捕まってしまうと、トイレの中でリンチが始まります。
一番悲しかった出来事は、遠足の時に誰も僕をグループに入れてくれなかったことです。
そんなにいじめられても、僕は学校に行きたかったです。
学校って楽しいじゃないですか。
クラスの誰かが言った冗談が受けて、クラスがどっと沸く瞬間。
僕は、大好きでした。
みんなと仲良くしたいのに、みんなは僕を遠ざけました。
担任の先生は、自宅まで訪問してくれて、励ましてくれました。
だから僕は、もう一度、学校に行きました。
でも、いじめは無くなりませんでした。
中2の時に、クラスのみんなから色紙をもらいました。
色紙の真ん中には、お墓の絵が描いてあって、そこには僕の名前が書かれてありました。
早く死んでください。
お願いだから、学校に来ないで。
お前はキモい。
それから、僕は二度と学校へ行くことができませんでした。
家にいると、母親が僕を責めます。
「学校に行かないなら、働きなさい。」って。
今なら、母親の気持ちは、わかりますよ。
学校も、家も、僕の居場所ではなくなりました。
明日に続きます。
明日は研修会で話をします。
とても緊張しています。
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