僕はみんなと比較して、できないと感じていたことがありました。
小学校の時から、それを感じていました。
何かというと、みんなと一緒に居られないということです。
いじめはありませんでした。
いじめられはしなかったけれど、友達もいませんでした。
みんなと一緒に居られないので、学校で過ごすことがとても苦痛でした。
そのことで、僕は不安な気持ちを常に感じるようになってしまったのです。
そしてとうとう学校に行くことが怖くなってしまい、行けなくなってしまいました。
学校に行かなくて良くなったので、一件落着ではないのです。
学校に行かない自由とか、今の学校に行かせる方が間違っているとか、ネットの世界で色々な意見が溢れています。
大切なことは、当事者の思いだと思うのです。
僕は元当事者として、学校に行きたかったのです。
みんなと一緒に居たかったです。
でも、学校にいてもみんなと一緒に居られなくて、そのことが自分を苦しめたのです。
それは学校が原因ではなくて、僕が他者との関わり方がわからなかったりすることに問題があったのです。
そのことがわかったのは、この団体で支援を受けてからでした。
スタッフの青木さんも僕と同じだと言っていました。
青木さんは、小学校でいじめを受けて入院しました。
ご両親は不安を感じて、違う町に引っ越しをしました。
ご両親は、新しい小学校でもう一度やり直させてあげたいと思ったんだと思います。
しかし、新しい小学校でもいじめられて入院となりました。
中学校でも不登校になってしまいました。
高校に入学しましたが、6月に上級生から暴行を受けて、退学しました。
1年遅れて、違う高校に入学しました。
その高校は進学校で、いじめなどは全くなかったそうです。
しかし、不安が強くなって2校目の高校も行けなくなったそうです。
なんとかして、大学にも入学したそうですが、夏前に行けなくなったそうです。
アルバイトも、マクドナルド3店、すかいらーく、デニーズ3店、ケンタッキー、ミスタードーナッツ、小さなケーキショップ、トイレットペーパーの店頭販売、ホテルの接客係などなど、に挑戦しまくったらしいです。
しかし、全て1ヶ月も持たずに辞めさせられたそうです。
そして、青木さんはひきこもります。
青木さんは、いじめられても、みんなと一緒に居たかったそうです。
僕はその気持ちがよくわかります。
僕も小学校、中学校に行きたかったのです。
それが僕たち当事者の声なのです。
ひきこもった青木さんに、訪問する人がいました。
その訪問者が青木さんに言いました。
「あなたのことをよく理解してくれる人から、色々なアドバイスを受けてみませんか。
あなたが、なぜみんなとうまくいかないのか、その原因を理解しない限り、この社会にあなたの居場所は見つからないよ。」
そう言われて、「はいわかりました。」とは言えなかったそうです。
支援に繋がるまでに随分と時間がかかったそうです。
青木さんは、今は支援をする側に回っています。
昔の自分の様に生きていくことに辛さを感じている人たちを支えるために、頑張っている青木さんです。
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