発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

イースターの朝に 青木

    

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マニラ大聖堂


         

   

 

不登校や社会的ひきこもりの人たちの支援をしています。

「なんとかして、不登校やひきこもりの状況から脱したい。どうすれば良いか教えてください。」と話してくれた青年は35年間の支援生活の中で1人もいません。

 

 

そう話してくれたら、どれだけ支援が楽になるか。

結局は、私たちの様な第3者に簡単には心を開いてくれないことが、この支援のもっとも難しいことなのです。

 

 

なぜ、心を開いてくれないのか?

私の経験で言えば、小、中、高とみんなとうまく交れなかった。アルバイトをしてみたがそれもダメ。彼女を作ろうとしたが、うまくいかない。大学受験を目指す為に予備校にも通ったが、効果はなかった。何をやってもダメな僕は、もう死ぬしかない。と思っていました。

 

 

そんな僕に支援者と名乗る人が訪ねてきても、身構えるだけでしよう。

自宅からどこか知らない場所に連れて行かれて、そこで特訓の様なことを毎日やらされる。

とにかく、「甘えるんじゃない。親にどれだけ迷惑をかけているんだ!!」と朝から晩まで怒鳴られる。

 

 

誰も僕の苦手さに目を止めてくれない。

一方的にプログラムを押し付ける。

そんなことを想像します。

 

 

だから、僕は支援を断ってきました。

 

 

「居場所は楽しいよ。みんなでソフトボールもやっているし、友達もできるよ。」

そんな話も聞いたことがあります。

そんな誘いで、居場所にいく人たちもいると思います。

 

 

しかし、僕が抱えている問題はそんなことではないのです。

僕の抱えている問題をどうしたら解決できるのかを具体的に教えて欲しかったのです。

 

 

その回答を示してくれたのが、僕が今所属する団体でした。

 

・人との関わり方がわからない。

・みんなができたり、知っていたりすることを僕は知らない。

・この先なにをすれば良いのかが想像すらできない。

・頭がおかしいのか、精神的な病気なのかを教えて欲しい。

 

と言った僕の抱えている悩みに対して、一緒に考えて答えを探していこうと言ってくれたのです。

 

そう言ってくれた支援者についていこうと決断して、家を出たのです。

 

 

あれから35年が経ちました。

「あなたの様な経験をした人はそんなにはいないから、とても貴重な存在なんだよ。あなたなら、希望はまだあるんだと自信を持って同じ様な状況の人たちに言えるでしょう。」

 

 

18歳で命を絶とうとしました。

幸い、発見が早くて、死なずにすみました。

25歳でキリスト教会に導かれました。

 

僕の生い立ちを聞いてくれた牧師先生が、こう言ってくれました。

 

「あなたが希望を掴めば、あなたの口から希望を語ることができます。あなたの生い立ちを知って貰えば、あなたの話を聞いた人はそれを真実として捉えてくれるでしょう。死ぬことを考えずに、助けを求めている人に仕えなさい。」

 

 

あの時、僕にそう話してくれた牧師先生の言葉を35年経った今でもはっきりと覚えています。

明日も僕にできることをやっていきます。

 

 

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