発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ADHDとASDと。テル

          東へ西へ今日も頑張ります。

 

 

僕と同じ時期に支援を受けてきた仲間の人たち。

シンゴさん、ブンさん。

 

 

僕たちより少し前から支援を受けていたエイジさん、東大さん、Mr.Joeさん。

 

 

2つのグループには違いがあるのです。

その違いが段々とわかってきました。

もちろんこれは全般的に言えることかどうかわかりません。

あくまでも、僕が支援を受けた団体での話です。

 

 

簡単に言ってしまうと、前者は社会に戻っていくことができました。

後者のグループの人たちは社会に中々戻ることができていません。

 

 

この違いは何かというと、簡単にいうと、自分たちが抱えている問題の理解が不十分だということです。

 

 

例えば、東大さんには、不思議なしぐさが多くあります。

支援者はそのことを詳細に東大さんに伝えました。

 

 

その様子を録画したものを本人に見せます。

団体の他のスタッフに東大さんのしぐさについてインタビューした動画を見せます。

または、支援スタッフが東大さんのそのしぐさを本人の前で真似て見せます。

 

 

それらを見た後の東大さんの反応はというと、無言なのです。

継続して東大さんのそのしぐさについて指摘すると、「それはあなた方の感想で、他の人はそう思わないのではないですか?」という返答を言い続けます。

 

 

つまり、自分のしぐさが不自然だということが認識できないのです。

 

 

3年前から東大さんの希望で婚活を始めました。

しかし、次から次へと振られていきます。

 

青木さんは、振られたことがわかった後で、女性にお願いして何が受け入れられなかったのかを聞きます。

 

 

全員が、「しぐさが生理的に受け入れられない。」という答えなのです。

もう少し言い方をはっきりさせると「女性っぽい動作。」と言えます。

 

 

やはり、男性としてみられていないのです。

出会った全ての女性がそのように感じてしまうほどのしぐさなのです。

 

 

彼女たちのインタビューを見せたら、自分のしぐさの不自然さを認識できない東大さんでも、わかるだろうと思っていたのですが・・・・。

 

 

納得してないのです。

 

 

納得しないということは、何も変わらない。

何も変えられないということです。

 

 

結局、東大さんの婚活は50人近くの女性に振られ続けたという記録が残っただけです。

その結果、これ以上婚活をしても希望がないということで、婚活は中止となりました。

 

 

中にはもう少しのところまで行ったケースもあったのですが・・・。

 

 

次回に続きます。

 

 

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