発達障害の研修会で講師の先生が、「発達障害の子どもが20歳になった時にどうなっているのが望ましいのか?そのことを考えましょう。」と言われました。
私はその発言がとても心に残りました。
事務所に戻り、スタッフの青木たちと研修内容をシェアしたのです。
青木がこう言いました。
「30歳になった時、どんな仕事についているのか?どこに住んでいるのか?シングルなのか結婚しているのか?余暇を持っているのか?そこまで考えた方が良いね。」
「おおお、そうだ。そうだ。良いこと言うなあ。」と声に出してしまった僕です。
青木は、講師になって積極的に話した方が良いと思いますね。
身内ですが、講師の依頼をお待ちしています。
この団体は、義務教育終了後からの支援をお受けしています。
そして、どちらかというと状況が重い人たちの支援をしています。
ですが、時々は小学校のお子さんを持つ親御さんの相談にも乗っています。
小学校、中学校のお子さんをお持ちのお母様方に、青木はこう言うのです。
「親として、10年後、20年後のお子さんがどのようであって欲しいと願いますか?」
多くの親子さんは、「人並みに幸せになってほしい。」と言われます。
「人並みな幸せをもっと具体的にしていきましょう。そしてご両親が立てた目標に向かって、どのような支援をいつから始めるのかを考えていきましょう。」と青木はこのように答えます。
ここで注意することは、勉強をする能力がそんなにないのに、「医院を継がせたいので、医学部に進めさせたい。」という様な親御さんの考え方です。
とにかく必要なのは子どもの状況をより詳しく把握すること。
そして普段から、できるだけ子どもとコミュニケーションをとる努力をすること。
面と向かっての話し合いではなく、一緒に何かをする時間をできるだけ取ることで、子どもを観察することができますし、子どもは親に対して信頼関係を持つことができます。
目先の問題行動もなんとかしなければなりません。
しかし、先を見据えた支援を考えることも同じ程度に重要なのです。
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