発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

何が彼を変えたのか? 青木

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変わりたいと思えさせてくれる何か

 

 

婚活から結婚へとこれから大変忙しくなる大野です。

もちろん、お互いのことを知り合っていく中で、受け入れられない部分がわかり、別れるということも十分に考えられます。

 

 

そうなった場合どうするのかを彼に考えさせるために、説明をしました。

「気持ちを切り替えて、結婚相手が見つかるまで諦めたくない。」という意志を何度も確認している私たちです。

 

 

60年の人生で、家族以外の人(特に女性)に受け入れられたという経験は、彼を大きく変える為の最善な出来事だったのです。

 

 

すでに数週間前の大野ではないのです。

受け入れられたという実感がこれほどまでに自信となりえるのか!!

周りのスタッフがその変わりように驚いています。

 

 

 

この1ヶ月、目まぐるしく時間がたっていきました。

まるで、デビューした新人アイドル歌手のスケジュールのような感じでした。

周りでサポートするスタッフの中には、疲労がたまり寝込んでしまうものも出たほどです。

 

 

 

私といえば、今までにないくらいの時間と情熱を大野への支援に注ぎ込んできました。

大変というより、大きな好奇心で満たされた毎日でした。

支援をさせてもらったという言い方があっていると思います。

 

 

こんな支援は誰もやっていないだろうから、経過をまとめたらきっと役に立つだろうなと思うのです。

しかし、言語化するのが苦手な私です。

 

 

この変化は始まりに過ぎません。

どこまで変われるのかは私たちにはわかりません。

そして、大野にもわからないでしょう。

 

 

とにかく、成長するためのプログラムをこれからも全力でやり遂げる以外にないのです。

2022年1月1日まで、全力で悔いなく走り続けるサポートをしていきます。

 

 

 

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