発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害なのでご理解ください!! 青木

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    良い表情が見られるようになってきましたね。

 

 

 

ASDの特性が強くて、大野は周りとのコミュニケーションがうまく取れなくなりました。

 

 

在籍していた大学院の研究室は、世界最先端の研究に取り組んでいたそうです。

世界中の研究機関との競争は、熾烈なものだったそうです。

 

 

 

そんなこともあり、周りの研究員とのコミュニケーショが取りにくい彼は研究から外されてしまいました。

 

 

 

その特性の強さから仕事にもつけないほどでした。

そして30年もの期間ひきこもるのです。

30年、働きもせずひきこもったのですから、生活保護の受給を受けられたと思います。

 

 

 

生活保護を受けながら、生きていくという選択肢もあったと思います。

私は、大野にそのあたりをこの7年間で何度も聞いています。

 

 

なぜなら、彼の特性を薄めることは大変なことだからです。

大変なことを今から時間をかけてやっていけるのか?

その気持ちの確認をしなければならないのです。

 

 

 

発達障害なのでできないことがあります。

どうぞ、ご理解ください。

そんなことを主張している人たちがいます。

 

 

それで良いと思います。

人それぞれですから。

 

 

誰からも強制されることなく、ご自分の判断でご自分の人生を決めれば良いのです。

というより、決めるのは本人でしかないですからね。

 

 

大野が私たちの支援につながってから、私たちがしてきたことの1番大切なことは、〈人生は素晴らしい〉と大野に実感してもらうことです。

 

 

初期のプログラムの大半はそれでした。

 

 

そして私たちは、あえて聞いたのです。

発達障害を理由にして、努力しなくても良いし、変えられるところは積極的に変えていき、変えられないものはそのままを受け止める努力をするのも良い。どちらを選びますか?」と。

 

 

大野の答えはもちろん、「やりたいです。」

支援している青年たち全てにそのような段階を踏んでいきます。

 

 

「青木さん、生きていて良かったと思えたんです。」

そんなことを熱く私に話してくれた青年がいましたね。

彼、支援終了から13年たちましたが、あれから1日も休まず働いていますよ。

お母さんから、1年に1度、私の元に報告があるのです。

 

 

 

「人生は素晴らしいです。それを体験するために努力が必要なら、躊躇せず突き進んで行きたい。」

 

 

ああああ、大野は本当に変わりたいんだ。

 

 

そう思えた昨晩でした。

 

 

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