発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

変えられるものと変えられないものと。青木

 

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変えられることと変えられないこと。

変えられないものに対してはその事実を受け入れる努力をする。

変えられるものには積極的に変えていく努力をする。

 

 

 

その為に必要なことは、変えられないものと変えられるものがなんなのかを知る必要があるのです。

どうしたらそれがわかりますか?

 

 

私たちは支援している人に色々なことをやってもらっています。

そのことで苦手なこと、できないこと、得意なことを支援者が把握していくのです。

 

 

それは大変なことです。

時間がかかります。

それにつれてお金もかかります。

 

 

そんなことをする時間や経済的な余裕など当事者にも、支援者側にもまずないでしょうね。

でもそれをしない限りいつまでたっても、当事者の生きづらさは解消されないのです。

 

 

 

大野は7年前に支援に繋がりました。

支援をしていく中で、最優先課題は、当事者に働くことができるほどの自信をつけることでした。

 

 

それがご家族からの依頼でした。

当事者の大野からは、こうして欲しいという依頼はありませんでした。

もちろん私たちは、当事者の大野にこれから行う支援の中身について説明をし、支援をして欲しいという確認を取ります。

 

 

しかし、どのようになりたいのかなどということは、30年近くひきこもっていた当事者が、その思いを言葉で語ることはできないのです。

 

 

それで、7年たった今になって、「私はこうしたい。」と始めて自分の言葉で周りの支援者に語ったのです。

7年間です。

そのことだけに7年間もかかってしまったのです。

 

 

毎日、家族のように接していたにもかかわらず。

いえ、家族以上に理解をしてきたはずなのに。

何百回と「このままでいいのですか。」「今感じていることをどんなことでも良いので話してみてください。」と優しく問いかけてきたのに・・・。

 

 

ようやくスタート地点に立つまでに7年間もかかってしまったのです。

 

 

すでに彼は60歳になってしまっています。

 

 

彼は特別に支援が難しいタイプです。

しかし、彼のような人たちは他にも大勢いるのです。

誰にも知られずに、外部の支援にも繋がることもできずにただ時間だけが過ぎてしまった人たち。

 

 

その様な人たちに、その人に合わせた手厚い支援が行き届く様になって欲しいと心から願います。

 

 

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