発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ASDな私への支援の困難さ① 東大卒30年ひきこもったASDな大野

f:id:smilehousejapan:20210912102451j:plain

    勉強はとにかく楽しい。日本語学校にて2017年9月9日

 

デートでの出来事です。

デートの相手が指定したレストランに来ました。

彼女が着席するなり「どのくらいお腹が空いていますか?」と聞いた私です。

 

 

彼女は怪訝そうな顔をしたそうです。

そして彼女は「はい。普通にすいていますけど?」と答えた。

後でデートの状況を録画したビデオを見ながら、スタッフが彼女の顔の変化を指摘してくれた。

 

 

これが〈怪訝そうな表情の顔〉だということがわかった。

「なぜこんな表情をしたのか?」とスタッフが僕に尋ねた。

「・・・・」

わからなかった。

 

 

 

彼女はビデオの中で続けて言った。

「どうしてそんなことを聞くの?」

 

 

 

スタッフが、録画したビデオを見ながらこう語った。

「いやあ、あなたがとてもお腹が空いていたなら、このレストランの名物料理〈野菜なべ〉を頼もうかと思ったんだ。とても美味しくてボリュームがあるんだ。でも大人の男で3人前かな」

 

 

 

「どのくらいお腹がすいているの?」の後に、こんな会話が続くなら自然な会話の流れなんだ。

「ということは、どのくらいお腹がすいているのと聞いてはいけないんですね。」

 

 

 

いけないわけではないよ。

なぜそう聞きたかったの?

いや、聞いただけなんです。

 

 

昼食のデートだから、お腹がすいているのは当たり前だよね。

わざわざ聞くまでもないことなんだけれど。

だから、彼女はなぜそんなことを聞くのかしらと思ったんだよ。

 

 

 

それはあなたの推測ですよね。

彼女がそう言ったわけではない。

推測で話すことは正しいことでしょうか?

 

 

 

・・・・・。

 

 

「また機会を改めて話しましょう。」とスタッフに言われました。

 

 

こんなことの繰り返しです。

そして、私は長い時間をかけてもらって1つ1つ理解していくのです。

気が遠くなるような時間。

 

 

でも今のままだったら、誰も相手にはしてくれないでしょうね。

「あいつ(私のこと)と話すと、なんかおかしくて、屁理屈ばかり言いやがる。話したくないね。」

 

 

だから私はみんなから距離を置かれたのです。

わからなかった。

今までわからなかった。

 

 

私と周りがなぜうまくいかなかったのか?

その理由が死ぬ前にわかったから、それでいいのです。

遅い?

 

 

はい。

気付くのがとても遅かったですね。

仕方がないですよ。

 

 

私の周りで、誰もそんなことに気づかなかったのですから。

 

 

 

でも大変だ。

私、結婚できますか?

結婚できてもこんな調子じゃあ、すぐに愛想をつかされますね。

 

 

大変だ。

いいや、もっと大変なのは支援してくれているスタッフたちです。

何か美味しい食事にでも誘って、彼らの頑張りを慰労したいです。

 

 

でも、私は諦めない。

 

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 私たちの活動を応援してください。

100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。

YouTubeを見ていただきましたら、

 

 

1、チャンネル登録をお願いします。

2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。

↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。

f:id:smilehousejapan:20210129121446j:plain


 

3、感想、コメント、質問などをください。

スタッフ全員気が弱いですので、お叱りは違うメールアドレスにお送りください。

 

 

真ん中の白色の三角形をクックしてください。

自動で動画が始まります。

 

 

www.youtube.com