発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

初めてのデートは・・・。エイジ



 

あのう私デートをしました。

20代後半のフィリピン女性です。

こんな私でも会ってくれると言われて、喜んでデートをしました。

 

 

でも・・・・・。

失敗ばかりでした。

 

 

髪の毛をカミソリで整えているんです。

しかし、不器用なのでいつも血まみれになってしまいます。

デート当日も焦ってしまい、血だらけになってしまいました。

 

 

それで絆創膏を頭に貼ったんです。

3箇所貼っておきました。

血が出ているのを見られるのはいけないと思っていましたから。

 

 

あと服装も毎日着替えることはすでに学んでいます。

いつも青木さんが私の服を選んでくれています。

青木さんが選ぶ服は、いつも明るい色のものです。

私が選ぶのは黄土色とか茶色です。

 

 

でもどうも明るい色は恥ずかしいのです。

自分には合わないと思ってしまいます。

お世話してくれるスタッフさんたちは、明るい色だからいいんだよ。

暗い色はもっと老けて見えるから。

 

 

でもデート当日、黄土色の服をきていきました。

 

 

青木さんと彼女すでにレストランで待っていました。

私は遅れてはいませんよ。

いつも10分前には着くようにしていますから。

 

 

私を見た青木さんは、席から立ち上がり、私の方に走って近づいてきました。

「頭のバンドエイドはなんなの?」

「おかしいから外して!!」

「あっ、頭血だらけだよ。どうして、高いカミソリ使えばこんなことにはならないでしょ。」

 

 

「・・・・・」

「安いカミソリを使ったんだよね。」

「はい、もったいないので、安いのを使いました。」

「安いのはこうなるから今後絶対に使わない!!」

 

 

「なんでそんなジジくさい色の服を着てきたの。」

「言われた通りにしてください。」

「・・・・・」

そして私は、彼女とご対面。

 

 

「頭血だらけですけど、どうされたの?」

「あのですね。安いカミソリを使うとこうなるんです。」

「カミソリってそんなに高くないでしょ。」

「・・・・」

 

 

私はいつも服のことに関してスタッフの人たち初め、青木さんからも色々言われていますので、いい機会だと思って、初対面の彼女に聞きました。

「私のこの服の色どう思いますか?正直に教えてください。」

 

 

「えっ?感想ですか」

「そうですね。もっと明るい色の方がより若く見えると思いますよ。」

「あああああああああああああ。」

 

 

終了ですね。

撃沈しました。

 

 

はい、さようなら。

 

 

また明日です。

 

 

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