私は10年間ひきこもっていました。
大学を中退してから10年間家にひきこもっていました。
大学に行けなくなった時に母が私に言いました。
「小、中、高とちゃんと学校に行けてたじゃない。もう少し我慢して通ってみたら、楽しくなるかもしれないよ。」
何度も何度も表現を変えながら言われ続けると、流石の私も頭にきて、近くにあったゴミ箱を蹴ったりしたことがありました。
それから母は何も言わなくなりましたね。
私がひきこもったのは大学を中退後でしたが、すでに中学から無気力でした。
勉強もやる気はなかった。
ただ、学校に行かず、家でじっとしていても母がうるさいだけなので、それなら学校の方が良かった。
学校で大人しくじっとしていればそれで良かったのだから。
小学校から高校までは、担任の言うことを聞いて、その通りにやっていればそれでなんとか毎日をやり過ごせた。
しかし、大学は自分で決めて自分で実行していかないといけないので、大変だったのです。
私が、ひきこもりや不登校の子どもを持つご両親にお願いしたいのは、不登校やひきこもりになる前に必ず、子どもからのサインが出ていると思うのです。
そのサインを見逃さないでくださいということです。
不登校やひきこもりという行為には、意味があると話している評論家の人もいるみたいですけれど、ひきこもった僕やこの団体で支援を受けた人たちは、間違いなく、無駄なことだったと思っています。
評論家は評論家でしかない。
現場で、当事者たちの声に耳を傾け続けている人たちの方が、事実をちゃんと認識していると思います。
不登校にならせてはいけない。
ひきこもらせてはいけない。
子どものサインをどうか見逃さないでください。
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