発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ひきこもっていた僕は、60歳にして立つ。東大

f:id:smilehousejapan:20201020152012j:plain

お母さんは目が見えません。2人の子どもたちは小学校にさえ行けていません

 

10月18日、僕は60歳になった。

自分の人生の半分はひきこもっていたことになる。

それを思うと、今でもとても悲しい気持ちになる。

 

 

人生を無駄にしてしまったから。

 

 

 

どんなに嘆いても、時間は戻ってこない。

できることは、今を真剣に生きること。

それなら今の僕にでもできる。

 

 

僕は今〈一般社団法人青年生活教育支援センター〉の代表をしている。

代表とは名ばかりで、僕には欠けていることがたくさんあり、とても代表ですなんて言えない。

多くを青木や吉村に助けてもらっている。

 

 

1番残念なのは、支援している青年たちに青木のように的確に迅速に回復へのアドバイスができないことです。

どんなに練習をしてもできないこともあるのです。

 

 

それがわかったのが支援を受けてから3年たったころです。

アスペルガーの僕は、青木のようにはなれないのです。

 

 

しかし、他の人にはできなくて、僕にしかできないことがあるのです。

それは、勉強を教えるということです。

 

 

東大を卒業しました。

東大大学院も終了しました。

勉強は楽しいです。

本を読むのが大好きです。

この世の中には、僕が知らないことがたくさんあって驚いてしまいます。

 

 

長期間ひきこもってしまった人が、再び社会に戻るには教育が必要なのです。

そのお手伝いを僕はしています。

自分で学ぶことも好きですが、人に教えることも同じように好きなのです。

 

 

特に英語、数学、物理、生物、日本語が得意です。

毎日オンラインで教えたり、ひきこもっていた日本の青年にマンツーマンで教えたりもしています。

 

 

生徒たちが、「わかりました。」とかテストで良い成績が取れたとわかると自分のことのように嬉しいのです。

そんな毎日がとても楽しいですし、生きがいを感じています。

 

 

そんな私が、ボランティア活動を再開しました。

このコロナの時期に?

セブ市では未だロックダウンの状況なのに?

 

 

 

大変なこの状況の中で、毎日を絶望の中で暮らしている人たちがいます。

その1家族を訪問しました。

 

 

その家族の状況を聞いて、とても悲しくなってしまいました。

青木から「泣いたらあかん。」と強く言われていましたが、泣いてしまいました。

 

 

 

僕たちはこの家族を支えていきたいのです。

2人の子どもが小学校に戻れるようにしてあげたいのです。

支援の内容を整理して、一週間後くらいに皆様にお願いすることになります。

 

 

どうか、関心を持っていただけないでしょうか。

これから毎月、僕が3時間半かけて、この山奥のご家庭を訪問していきます。

 

f:id:smilehousejapan:20201020152623j:plain

日本が誇るスズキの4WDで道無き道を3時間半かけて行くのです。

 

 

死んでしまいたいと思い続けていた僕です。

誰かの役に立てることがとても嬉しいのです。

みなさん、ありがとう。

 

 

下記バーナーのクリックを押してください。

ご協力をお願いします。

 日本ブログ村に参加しています。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 

いつもご協力をありがとうございます。

   1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。