発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

中学生の前で58歳の私が話をします。東大

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お話をするのは、私こと東大と一人の女性です。

その女性は今、この〈発達障害な僕たちから〉のブログに参加する準備をしています。

 

 

 

彼女は、高校中退、専門学校中退、アルバイトもダメで、ひきこもってしまった女性です。

なんとか他の人のようになりたいと、失敗してももう一度、もう一度と頑張ってきたのです。

 

 

しかし、とうとうエネルギーが尽きてしまい、ひきこもってしまいました。

ひきこもる日々の中で、希死念慮がなかなか消えず、そんな中で私たちのこのブログを見て支援を依頼されたのです。(彼女について書いた記事です。)

           ↓

「女性の支援は難しい!?東大」

http://smilehousejapan.hatenablog.com/entry/2019/09/29/124450

 

 

私たちは、女性の支援はあまりお引き受けしていません。

女性に対する支援は男性と比べてとても難しいと感じているからです。

 

 

 

しかし、この女性はとても大きく変わってきました。

「当初は毎日の支援でも回復までには最低5年はかかります。」と、本人始めご家族にお伝えしていました。

 

 

3年近くかかることが1年でクリアできています。

そしてこの12月には中学生の前で話をするのです。

これも立派な回復プログラムなのです。

 

 

私たちが支援する人たちの全てが小・中・高校生活でつまづいて、嫌な記憶しか持っていません。

それで、「こうなった全ての責任は学校にある。」と学校を敵対視している人たちが多いのです。

 

 

学校が全ての原因だと思いつづけている内は残念ながら、前進することはありません。

 

 

 

多くの問題は、自分の特性がもたらすもので、その特性とどうやってうまく付き合っていくかを知り、日々の生活の中で実践できるまでにならない限り、回復や成長は難しいのです。

 

 

今のブンさんのブログ記事を読んでみてください。

学校に対しての恨みなどの表現はみられないのです。

 

 

それよりも自分の持つ特性をしっかりと理解して、何が小学校で周りの同級生とうまくいかなかったのかを分析することができています。

自己理解は回復にもっとも大切なことの1つなのです。

 

 

ヒロさんのブログを読んで、ブンさんは希望をもらったと言っています。

そして、この女性もまた「ヒロさんが大丈夫なら、私ももしかして大丈夫かもしれない。いや、なんとかヒロさんのように回復したい。」と思ってくれたのです。

 

 

彼女はブログを書く理由を私たちにこう話してくれました。

 

 

「私はヒロさんのようにうまい文章を書けません。ヒロさんのように今、大学に行ったり、映画に出たり、サーフィンやダイビングをしたりはできません。でも、そんなポンコツな私でも幸せになれると思っています。そんなポンコツな私でも幸せになれるんだから、あなたはもっと幸せになれるよ。とお伝えしたいです。それが私の生きる糧になるかもしれないと思いました。」

 

 

それでいいのです。

彼女は生きるための理由を見つけたのです。

 

 

僕も6年前サポートセンターのスタッフからこう言われました。

「同じように困っている人の力になってくれないか。」と。

 

 

30年間、部屋にひきこもっていた僕は生きる理由を失っていました。

希望がありませんでした。

そのスタッフの言葉に生きる希望を見つけたのです。

 

 

そんな僕ですが、今は自分のために生きたいという思いが溢れています。

 

 

あなたは一人じゃないですよ。

あなたの家族と同じくらい、あなたのことを思っている僕たちがいますから、  

 

 I Believe I Can Fly

 

https://www.youtube.com/watch?v=HCucos4qGQw

 

 

中学校での講演会のこと書いていませんでしたね。

また明日ですか。

 

 

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