毎日が就労の練習ですね。来年の4月のオープンまでガンバレ!!
20代後半の男の人が大学入学を決めました。
5年近くひきこもっていた彼。
5年間、家から外に出ることもできないほど、強い不安に襲われていた彼。
高校卒業後、大学進学も考えたのですが、不安から行けなくなり、少しの間ひきこもっていました。
それではダメだと思い直して、アルバイトに行きました。
アルバイトは楽しく、彼なりに青春を謳歌したそうです。
アルバイト先でも信用されて、いろんなポジションを任されました。
そのことで、彼自身のやる気もさらに高まったのです。
しかし、事情があって、アルバイトを変わることになりました。
アルバイトで働けたという自信は、次のアルバイト先でも発揮されて、上司からの信頼も厚かったらしいです。
しかし、20代中頃になって、ふと、アルバイトのままで良いわけがないと気づきます。
高校時代の仲間が、大学を終えて、就職をしたという知らせが彼に伝わり、お祝いパーティに呼ばれたのです。
そこで、自分だけがアルバイト生活を送っていて、他の仲間は全員就職したことを知ります。
彼らの会話にはついて行けなく、まったく場違いな場所にきてしまったと思ったとのことです。
どんなに頑張っても、アルバイトでは給与は少ししか上がりません、ボーナスがあるわけでもないのです。
病気をしてしまったら保証も何もないのです。
アルバイト料が入って、好きなものを買ったり、職場の仲間と飲みに行ったりする分には十分ですが、将来的なことを考え初めたら、強い不安に襲われたそうです。
それでハローワークに行って、正社員の仕事を探しました。
職員の方に相談に乗ってもらいました。
職員は彼の履歴書を見て、「職歴はないのですね。」と言いました。
彼はすぐに「◯◯で3年間のアルバイト経験があります。その後は△△で1年働いていました。」
「△△もアルバイトでしょ。」
「はい。アルバイトではダメですか。」
「あなたは高校卒業からは、随分と時間が立っていますよね。その間アルバイトだけをしていたのね。」
「あなたくらいの年になると、企業は経験を求めてくるの。」
「僕はダメということですか。」
「ダメじゃないわよ。でも頑張らないとね。」
職員との会話で、現実を知った彼は不安が強くなったのです。
それでも気を奮い立たせてハローワークにもう一度行きます。
しかし、条件が良いと思う職種の多くは「要経験」です。
それにハロワークの人混み、そしてそこにいる人たちの雰囲気が殺気だっている感じがして、彼はそれから2度とハローワークに行くことができなくなってしまいました。
やがて家からも出られなくなったのです。
両親からは「アルバイトでも良いから働いてくれ。」と、再三言われます。
両親の言葉も怖くなった彼は、深夜に起きて冷蔵庫をあさり、何かを食べて、自分の部屋に戻るという生活を5年続けていました。
そこに僕たちに支援の依頼があったのです。
明日に続きます。
〈お詫び〉
昨日のブログのタイトルに間違いがありましたので、お詫び申し上げます。
急いでタイトルを訂正いたしました。
「チチンプイプイのプイ 動け」が正しいのですが「チンチンプイプイのプイ 動け」と当初なっておりました。
多くの方からご指摘をいただきました。
中には不快だとのお叱りのお言葉もいただきました。
担当者がしっかりとチエックしていなかったことが原因です。
もちろん作者が見直していなかったことも原因です。
不快なお気持ちにさせてしまい、申し訳ありませんでした。
今後気をつけますので、引き続きブログをお読みいただいて、当事者たちに励ましをお願いします。
ご連絡をいただきました皆さま、ありがとうございました。
サポーセンター 青木 美久
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