発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

5年間ひきこもった彼の選択。東大

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 毎日が就労の練習ですね。来年の4月のオープンまでガンバレ!!

 

 

 

20代後半の男の人が大学入学を決めました。

5年近くひきこもっていた彼。

5年間、家から外に出ることもできないほど、強い不安に襲われていた彼。

 

 

高校卒業後、大学進学も考えたのですが、不安から行けなくなり、少しの間ひきこもっていました。

それではダメだと思い直して、アルバイトに行きました。

 

 

アルバイトは楽しく、彼なりに青春を謳歌したそうです。

アルバイト先でも信用されて、いろんなポジションを任されました。

そのことで、彼自身のやる気もさらに高まったのです。

 

 

しかし、事情があって、アルバイトを変わることになりました。

アルバイトで働けたという自信は、次のアルバイト先でも発揮されて、上司からの信頼も厚かったらしいです。

 

 

しかし、20代中頃になって、ふと、アルバイトのままで良いわけがないと気づきます。

高校時代の仲間が、大学を終えて、就職をしたという知らせが彼に伝わり、お祝いパーティに呼ばれたのです。

 

 

そこで、自分だけがアルバイト生活を送っていて、他の仲間は全員就職したことを知ります。

 

 

彼らの会話にはついて行けなく、まったく場違いな場所にきてしまったと思ったとのことです。

 

 

どんなに頑張っても、アルバイトでは給与は少ししか上がりません、ボーナスがあるわけでもないのです。

病気をしてしまったら保証も何もないのです。

 

 

アルバイト料が入って、好きなものを買ったり、職場の仲間と飲みに行ったりする分には十分ですが、将来的なことを考え初めたら、強い不安に襲われたそうです。

 

 

それでハローワークに行って、正社員の仕事を探しました。

職員の方に相談に乗ってもらいました。

職員は彼の履歴書を見て、「職歴はないのですね。」と言いました。

 

 

彼はすぐに「◯◯で3年間のアルバイト経験があります。その後は△△で1年働いていました。」

「△△もアルバイトでしょ。」

「はい。アルバイトではダメですか。」

 

 

「あなたは高校卒業からは、随分と時間が立っていますよね。その間アルバイトだけをしていたのね。」

「あなたくらいの年になると、企業は経験を求めてくるの。」

 

 

「僕はダメということですか。」

「ダメじゃないわよ。でも頑張らないとね。」

 

 

職員との会話で、現実を知った彼は不安が強くなったのです。

それでも気を奮い立たせてハローワークにもう一度行きます。

しかし、条件が良いと思う職種の多くは「要経験」です。

 

 

それにハロワークの人混み、そしてそこにいる人たちの雰囲気が殺気だっている感じがして、彼はそれから2度とハローワークに行くことができなくなってしまいました。

 

 

やがて家からも出られなくなったのです。

両親からは「アルバイトでも良いから働いてくれ。」と、再三言われます。

 

 

両親の言葉も怖くなった彼は、深夜に起きて冷蔵庫をあさり、何かを食べて、自分の部屋に戻るという生活を5年続けていました。

 

 

そこに僕たちに支援の依頼があったのです。

 

 

明日に続きます。

 

〈お詫び〉

 

昨日のブログのタイトルに間違いがありましたので、お詫び申し上げます。

急いでタイトルを訂正いたしました。

「チチンプイプイのプイ 動け」が正しいのですが「チンチンプイプイのプイ 動け」と当初なっておりました。

 

多くの方からご指摘をいただきました。

中には不快だとのお叱りのお言葉もいただきました。

担当者がしっかりとチエックしていなかったことが原因です。

 

もちろん作者が見直していなかったことも原因です。

不快なお気持ちにさせてしまい、申し訳ありませんでした。

今後気をつけますので、引き続きブログをお読みいただいて、当事者たちに励ましをお願いします。

 

 

ご連絡をいただきました皆さま、ありがとうございました。

 

 

サポーセンター 青木 美久

 

 

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