日本に一時帰国しています。
ご相談会は突然の告知でしたから、反応はないかと思っていましたが、5人の方からのご相談をいただいています。
ただ、この週末は台風の影響でキャンセルとなり来週末の面談となりましたので、3日にフィリピンに帰国する私はお会いすることはできません。
残念です。
いずれの当事者も有名な大学を優秀な成績で卒業されています。
しかし、就活で失敗しておられます。
強い不安から面接がうまくこなせなかったとのことです。
または就職が怖くて、大学院進学で問題を先送りした人もみえました。
これもまた同じですね。
とにかく真面目というのが親御さんから見た子どもさんの印象です。
曲がった事が大嫌いで、親から見て損をすることも多かった学生時代だったそうです。
悪く言えば、頭が硬い。
融通が効かない。
身につまされます。
自分の子どもが、他の子どもたちとは何か違うと感じたのは、いずれもひきこもって10年ぐらい経った頃からのようです。
そしてこのブログに出会うまでは、何か精神的な病気ではないかと思うまでになっていたそうです。
10年、20年も家からほとんど出ずに、家族以外誰とも交流を持とうとしていないことが、親御さんからしてみれば不思議でしょうがないと思ったそうです。
そんな中、このブログを通して私を知っていただいたことで長年の疑問が解決されたとお話しくださいました。
東大大学院を終了したにも関わらず、どこにも就職せずに30年間家族以外、だれとも交流を持たなかったことがお子さんと同じだと気づいた時に、ここに解決方法があるはずだと希望がみえたそうです。
驚いたことに、全員の親御さんが、このブログの全ての記事に目を通していらっしゃいました。
ヒロさん、大統領さん、青木に僕や、俊介君、Mr.Joe・・・・・・。
1人1人違った背景を持っていて、そして支援の方法も全員違っていたことに、驚かれたそうです。
それは支援を受けた僕自身も驚いたことです。
あるお母様が僕に質問をされました。
「東大さんは今、57歳ですね。本当に幸せですか?」
「生まれてきてよかったと思われていますか?」
僕はその質問全てに「はい。」と答えました。
「自分の息子が親のことをどう思っているのかわからないんです。
昔一度聞いたんです。でも何も返事をくれませんでした。」
「お母様のことを昔の記事で書いてみえましたね。でも、もう一度聞きたいんです。
お母様のことをどのように思ってみえましたか。」
「ただ、ただ、申し訳ないと思っていました。何1つ親孝行することもできませんでしたから。」
「もう一度人生をやり直したいとフィリピンに行かれた2日後に、お母様は突然お亡くなりになられたんですよね。」
「お母様は安心されたのですよね。」
「息子が希望を持ってくれるまで、私も死ぬことはできません。」
「私たちにはできないのです。経験者のあなたしかできないことだと思っています。どうか、息子を助けてやってください。」
お母様の涙声が今も耳から離れません。
私にできることはなんでもさせていただこうと思っております。
ご相談を感謝いたします
僕もヒロさんのアイデアを頂戴します。
また明日です。
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