支援している生徒からの注文。ムーンライトががとにかく好きだとのこと
僕は東京大学を出て大学院まで進んだ。
高校3年の時の進路決定で東大を選んだ。
担任の先生が「志望校は東大だね。はい、大丈夫だね。」で三者懇談は終わった。
受験勉強は何もしていない。
学校の授業と教材をこなしただけ。
と言うより、もっと勉強しなければいけないなと思いながらいつも音楽を聞いてボーッとしていた。
そして合格した。
東大に合格しても特別嬉しいと言う気持ちは何もなかった。
サポートセンター代表の青木は僕よりも勉強が好きな人。
東大を出た僕に熱心に受験の話をよく振ってきた。
青木が熱く語る「受験」の話題に僕はついていけない。
予備校も受験生定番の参考書も僕は知らないから。
青木はとても頭が切れる人だし、行動力が半端ない。
どうしたらこんな風になれるのかと僕はいつも尊敬の眼差しで見ている。
しかし、そんな青木は受験に失敗している。
「勉強が不完全で心残りがある。」と僕に話したことがあった。
青木とはこの5年間ほとんど一緒に行動を共にしている。
だから最近青木のことが少しわかってきた。
僕が特に青木に感じたことは人一倍感受性が豊かだということ。
共感力と直感力がとても高いと思います。
だからこれほどの支援の成果を出しているのでしょうね。
ただ、それは支援に置いてだけのことです。
青木は彼の人生全てが「支援」なのです。
自分の時間もすべて支援なのです。
はたから見たら、おかしな人だと思われるでしょう。
語ることは「支援」のことしかないのですから。
もちろん、AKB48から最近の米中貿易戦争まで、支援している人たちが関心があることなら徹底的に学ぶそんな人です。
そんな青木が受験に失敗したのは当然のことなのです。
高校生時代、生徒会の活動で、愛知県中の高校の生徒会に自ら手紙を書き、その当時問題になっていた荒れた高校生たちに団結して手を差しのべようと誘ったのです。
校長室に呼ばれて、「君の思いは素晴らしい。しかし手順がうまくなかったな。教育委員会から指導しなさいときているので、私も注意するしかないんだ。」と言われて、とても落ち込んだとのこと。
同世代を救うという思いを捨てた青木は、今度は「恋愛」に走ります。
情熱をそこにすべてかけすぎてまた大変なことが起こるのです。
まあそれ以上はいいでしょう。
結局青木は受験勉強何もしていないんですよ。
だったら良い大学に合格するわけないし。
僕は東大がゴールの高校に入学し、ゴールまで自動的に運んでくれるベルトコンベヤーに乗ってゴールの東大にたどり着いた。
東大では、良い就職先がゴールのベルトコンベヤーに乗り換えた。
このベルトコンベヤーの先に、良い就職先が見えたが、社会人になった時に乗るべきベルトコンベヤーが見つからなかったので、仕方なく大学院に進んだ。
そして、大学院のゼミの研究室の密接した人間関係の中で、初めて自分が共感力にかけていることをはっきり自覚した。
そして僕はどうすれば良いのかわからず、閉じこもった。
今の青木が言います。
「結局その時の僕にはメンターが必要だったんだ。
1人で考えて、1人で行動して失敗する。
失敗しただけで、それを次の糧にできなかったことが残念だった。」
だから、今の僕は15歳の時の青木に会って説得したいな。
「落ち着け!!すごいことを考えたな。素晴らしい。でも今やることはそれじゃない。
いいか、アメリカの高校に行くぞ。そこで世界を見て感じなさい。10年後の自分への投資だ。」
そして、僕もまた15歳の僕に言いたい。
「胸が痛くなるような恋愛もまたいいもんなんだ。やってごらんよ。人を好きになることを。」って。
結局、僕たちのような者にはメンターが必要だったのです。
僕たちをうまくリードしてくれるメンターが。
今なら、青木もそして僕もあなたの良いメンターになれます。
昔は昔。
今は今。
さて、頑張りますか!!
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