アスペルガーと言ってもIQが高い人も入れば、低い人もいる。
IQが高い人は世間でも良い印象の大学に入学できます。
IQの低い人は大学に入学できるほどの学力もないし、高校も
不登校の生徒が行くような高校しか行けません。
そんな高校はやっぱり世間からの評価は低いし、そこを卒業してそこそこ名前の通った大学に進学できたら良いんだろうけど、まあ、高校どまりだ。
何が言いたいかと言えば、やっばり発達障害特有の困難さを抱えている俺でも、IQが高ければ、その困難さは薄まるって言う事です。
はい、検証しました。
はい、俺は罪をおかしました。
告白します。
今から書く事はサポートセンターとは無関係な事ですのでよろしくお願いします。
俺は、アルバイトを受けました。
どんだけ受けたかというと、80社です。
受かったのが確か3社だけです。
まあ、ほとんどが「高校卒業以上」です。
感じでは100社の内1割は中卒でもOkだったかな。
そんな事気にしていたら、受けられる所さえないんで、応募資格は無視して、片っ端から受けました。
そして、かたっぱしから落ちました。
面接で聞かれる事は、決まって
何で高校中退したの?
判で押したように同じ質問ですよ。
時々、高校やめてから今まで何していたの?
で、俺の答えは、勉強好きではなかったからやめました。
「ああ、そうか、でも高校ぐらいは出ていたほうがいいよ。」
こんな風に言ってくれる人はまだ優しい人です。
ほとんどが、「あっそうか。じゃあ、採用なら後でご連絡します。お疲れ様でした。」
ものの、1分もかかりゃあしない俺の面接。
いらないんだ。
クリーニングの店番ですら、俺は必要ないって言う事か。
このとき程、自分がみじめだと思った事はない。
学校でいじめられていた時のほうがましかもな。
で、俺は実行した。
履歴書改ざんだ。
卒業高校は地方の新設高校
大学は○○大学の○○学部。
すごく緊張した。
平静を装う事に苦労した。
「○○大学の学生なら家庭教師の口がたくさんあるのになんでまた、うちみたいな小さな漬け物やのアルバイトに応募したの。」
「人と関わるのが苦手なんで、工場作業で黙々とやりたいんです。」
「まあ、うちとしては、歓迎ですよ!!いつから来れますか。」
すごいな。
社会の現実はこうなんだ。
中卒では誰も相手にしてくれはしない。
その工場には次の日、丁寧に断りの電話を入れた。
俺がスタッフに嘘をついて面接した事がばれてしまったから。
俺がバイト先に書いた番号はサポートセンターの事務所の番号だったから。
先ほどの面接官がいつから来れるか確認の電話を入れてくれたんだ。
俺はこのときようやく永い眠りから目覚めた。
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