小、中と不登校だった俺。
もちろん勉強もできなかったし、好きではなかった。
この団体で支援を受け始めてから、勉強の誘いをスタッフから受けていた。
拒絶していたが、お金の計算だけはできるようになりたかった。
なぜなら買い物に行くだびに、お釣りを誤魔化されている気がしてしょうがなかったから。
で、2桁の足し算・引き算から勉強し直した俺です。
並行して、身だしなみの練習と団体が運営する倉庫で働く練習をした。
毎日お風呂に入って、着替える。
ヒゲを剃って、鼻毛、耳毛のチェック。
そんな当たり前のことが僕たちはできていないのですよ。
もしかしたら、あなたのお子さんもできていないかもしれませんよ。
最低限の身だしなみも整い、買い物でごまかされない程度の計算力も身につき、倉庫での仕事も言われたことはできるまでになった頃に〈高卒認定試験〉を受けてみないかと言われた。
中卒のままでは、良い仕事につけないのでせめて高卒認定試験に合格だけはしておこうとスタッフに言われた。
速攻、拒絶した俺。
もう、勉強はたくさんだったから。
勉強と聞いただけで、パニックになりそうだったから。
高卒認定試験の受験を拒絶した俺は、アルバイトに行くことを勧められた。
すでに年齢からいったら、高校を卒業した年齢になっていたから。
アルバイトについたら、給与の半分は貯金して、あとは自分で使って良いと言われたから、俺は最高に気持ちが高ぶった。
そしてアルバイト求人誌を購入して、学歴不問の会社を探して、電話をかけまくった。
郵送受付などの会社もあったけれど、気づいたら30社連絡をして、面接前で全て落とされました。
学歴不問と書いてあったけれど、電話口で「年齢は」と聞かれて「18です。」と答えたら、「大学生ですか」と聞かれたので「無職です。」と答えた。
「高校出ていますか」と聞かれたので「中卒です」と答えたら、「わかりました。またこちらからお電話します。」と言って切られた。
ほとんど、このパターン。
次はない。
それであまり人気がなさそうな、中華料理店の皿洗いとかサウナのボイラーの管理などの仕事を選んだ。
そして、スタッフからの入れ知恵で「1週間いつでも入れます。」と答えたら一発で採用してもらえた。
しかし・・・。
サウナでのボイラーの仕事は、やらないほうが良いです。
死ぬかと思いました。
中華料理店の皿洗いの仕事は、「足元滑るから注意しろよ。」と言われた先から滑って、皿は割るわ、後処理もたついて、洗い物たまるわで、「君には無理だからもう来なくていいよ。」と相成った。
これが程度の悪いアスペルガー男の現実です。
最終的に100社受けて合格したのは3社で、英会話のECCのチラシ配りは数ヶ月続いたけれど、チラシを配っている最中に、道ゆく人に悪態ついて、ECC本社に苦情が来て、おいらは解雇となりました。
これはあかん。
こんなんじゃ20歳前ですでに、お前はこの社会で必要ないと判断されたも同然。
で、俺は考えた。
アルバイトすらできないこの現状をどうすれば良いのかと。
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