発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 サリーさんの話を聞いてください。2 ヒロ

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     病院を退院した頃(2007年)

 

 

サリーさんが背負っている大きなもの

それは入れ墨です。

逃げられないようにと背中1面に悪魔の絵柄がほられてあったのです。

 

 

 

サリーさんの夢は子ども達と一緒にプールに行く事でした。

ある日、サリーさんの背中を見た子どもさんが、「どうしてお母さんの背中には、悪魔がいるの」と聞いたそうです。

 

 

サリーさんはその話をすると今でも泣いてしまいます。

 

 

 

青木さん達は、この話を日本に帰ってあちらこちらで話をさせてもらいました。

ある方達がサリーさんの事を知り、入れ墨を消しさる為のお金が集まったのです。

 

 

 

そのとき、僕も立ち会っていました。

青木さん達が「入れ墨消せるよ」とサリーさんに言った時、

彼女はしゃがみ込んでしばらく立ち上がる事ができませんでした。

 

 

 

この時は僕も感動しました。

世の中には、他人の痛みに共感してくださる人たちがいる!!

僕自身もこの事でどれだけ励まされたか。

 

 

しかし、全てを消す事ができませんでした。

ゆっくりと時間をかけたのですが、一部は彫り方が違っていて、色を落とそうとしたらケロイド見たいになってしまうとのことでした。

 

 

僕たちもそしてサリーさんもがっかりしてしまいました。

 

 

すみません、この続きは明日になります。

 

 

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