発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 子育て講演会での出来事 ヒロ

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母親との確執があった。

今になって振り返れば、その事が全てと言ってもいいかもしれない。

俺のすべてを支配していた。

あの当時にはわからなかったことだけれど。

 

 

話は変わるけれど、時々「子育ての会」なんかでお話をさせてもらう事がある。

僕が言いたいのは、1つです。

子どもを認めてあげてくださいということ。

 

3年ほど前のある講演会で、質疑応答のとき、一人のお母さんが質問をされました。

「私の子どもにはほめるところなんてない。無理です」

僕は、瞬間湯沸かし器の様に、怒りがこみ上げてきた。

 

5秒ルール!!! クールダウンだ、ヒロ!!

「どこかほめるところないですか。どんなことでも良いんですよ」

「例えば、えくぼがかわいいとか。どこかあるはずですよ。」

「あなたは、うちの息子を知らないから」

 

その言葉を聞いた途端、怒りが押さえられなくなった。

「てめえなあ!!お前が子どもをダメにしてんだろうが」

「ヒロさん、今何時?

 

青木さんが、突然俺に質問した。

思わず、腕時計に目をやった。

「一度、ゆっくり考えてみてください。きっと何か良いところを見つけ出せるかもしれませんよ」

青木さんが助け舟を出した。

 

もう少しで、二度と講演会に呼んでもらえなくなるところだった。

 

母親が子どもを受け入れてくれさえすれば、それで十分なんだ!!

難しい事なんて何もないはずなのに。

子ども達はそれを待っている。

 

 

 

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