発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

不登校してできなかったこと。テル

みんなとそこそこ楽しみたかった。

 

 

僕は小学校から不登校で、義務教育終了後は22歳まで自宅にひきこもっていました。

 

 

小学校1年から6年までで合計して10日程度学校に通ったことになるでしょうか。

通ったと言っても、学校には行ったけれど、不安が強くなり怖くなってクラスには入れず、10分程度で家に帰ったことがほとんどです。

で正確に言えば、完全な不登校ではないですね。

 

 

22歳で青木さんの支援団体に繋がってから支援を受けてフィリピンの大学を卒業しました。

在学中からインターンシップで、小さな会社のお手伝いをしていました。

そして卒業後はその会社に就職。

今年の9月からは日本勤務になっています。

 

 

22歳まで、不安の中で生きていました。

何も希望はありませんでした。

時間が経てば経つほど不安は増していき、死ぬしかないと追い詰められていた僕です。

 

 

もちろん、追い詰めていたのは他ならぬ僕自身なんですけど。

 

 

時々はひきこもっていたり不登校だった昔のことを思い出します。

思い出す度合いは、だんだんと減ってきてはいます。

思い出す過去の光景も変わってきています。

 

 

小学校に近づいて、正門が見えてくると、緊張が全身に伝わります。

怖くて全く動けなくなった僕です。

何度も何度もその時の光景が浮かび上がっては消えていきました。

でも回復したいまは、その光景はもう思い出さなくなりました。

 

 

僕自身支援を受けて変わったいま思うことは、やはり学校にちゃんと通って、友達も作りたかったということです。

 

 

特に、部活動に入って、クタクタになった後の帰り道で、部活の仲間と買い食いをしたかったな。

真冬の寒い時期に、ほかほかのコロッケを仲間とほおぼりながらの帰り道。

 

 

誰が好きとか、担任の先生の真似をしあったとか。

どうでも良いことなんだけれど、その瞬間しか味わえない仲間だけの特別な時間。

 

 

それがなくて僕はとても悲しい。

これからもずーっとひきづっていくんだろうな。

 

 

やっぱり不登校なんてするもんじゃないね。

 

 

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